よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

九州の企業の動き・・・(1)

2008-11-18 17:35:08 | その他

・九州でも自動車生産が減少し始めました。

 

・世界同時不況でまさかの自動車生産の減少で、各自治体は税収減少に強い

 危機感を抱いています。

 

九州各県は自動車メーカーや関連産業の誘致に躍起になり、これまで競争して誘致を進めてきました。

 

又、自動車メーカーの部品生産を支える技術力向上はもちろん、人材育成にも産学官連携で必死になって取り組んできております。

 

ところが、米国発サブプライム問題を皮切りに、資材・原油高等も加わり、世界経済は「100年に一度」とも言われる世界的な金融危機と景気失速の波に飲み込まれ、北米を始め、各地で自動車の販売が低迷し、トヨタ、日産自動車の生産体制や台数の見直しが続いております。

 

報道されている「トヨタ自動車九州」を例にとると、これまでの来年3月期の生産計画を45万台強から、一気に32万台まで引き下げ、営業損益も15期ぶりに100億円強の赤字に転落するとの見通しがなされています。

 

更には、派遣社員を前回の800人に続き、新たに850人、正社員もトヨタ本体に150人出向させるとの大幅な削減意向を打ち出しています。 誰もが予想だにしなかった現象が九州で起こっております。

 

この減産を受け、九州各県の自動車関連企業への影響は甚大であり、今後倒産も含めた影響が出てくるのではないかと、とても心配です。

これは、大変な現象状況に陥る前に、まず政府、そして地方行政も一刻も早く、緊急の追加経済対策の実行が強く望まれます。

 

かごしま企業家交流協会

◇http://www.kagoshima-kigyouka.com

 

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