高校生から見た企業へのメッセージをお送りしています。
今回は鹿児島県立鶴翔高等学校2年生の5人目です。
このメッセージは10月30日に「(株)寿精密の米倉廣幸社長」による、「働くとはどういうことか、社会人になるにはどうすればいいか」ということをテーマにした講演を戴いた後に、2年生の皆さんに書いてもらったものです。
2年4組 小嵜 秀作 君です。
今回米倉先生の講演を聞かせていただいて,一番大切なことは目標を持つことだと思った。先生がおっしゃっていたように,どんなに辛いことにも耐える心の強さを持つには,目標が必要である。
まず,私たちはその目標を見つけなければならないということが分かった。私は「給料はいくらでもいいので,5年間働かせて,仕事を教えて欲しい」という条件で働いた先生の行動力にはとても驚きました。そして社長になりたいという大きな目標があれば,そんな大変なこともできるのだと実感しました。
また,仕事を一番早く覚えるには,人の真似をすることだとおっしゃられていました。私はこの言葉に納得しました。しかし,ただ真似をするのではなく,良いこと,悪いことを自分で見分けて覚えなければいけません。自分で考えて判断することも大切なことだと思いました。
私たちはこれから人生の進路を選択しなければいけません。その際には,自分の周りの人に,自分の進路はどうするべきかを聞き,多くの意見を参考にしたいと思います。そしてその意見をじっくりと分析してよく考えて最終的な決断をしたいと思います。人の真似をするにしても,話を聞くにしても,自分のしっかりとした意見がなければ流されてしまいます。
私はまずは自分の目標を立てて,着実にその目標に向けて努力したいと思います。
今日は有意義な講話をどうもありがとうございました。
かごしま企業家交流協会
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