よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

九州の企業の動き(2)

2008-11-27 15:20:22 | その他

トヨタ自動車九州が09年3月期の生産計画を30万台割れに引き下げ。

 

「カーアイランド九州」は正念場に立たされている。

 

「カーアイランド九州」を引っ張ってきたトヨタ九州の減産が止まらない状況が続いて

いる。

 

トヨタ自動車九州は09年3月期の生産計画を前期比32%減の29万6千台まで引き下げました。

4年ぶりに30万台を割ることになったそうで、05年の第二製造ラインを増設して初めてのことらしい。

同社は今年の7月以降毎月生産計画を下方修正しているそうで、この計画も12月までの確定値とのこと。来年1月以降は未確定。北米不振に伴う大幅減産がどこまで続くかで、九州経済に与える影響は計り知れない。

 

トヨタ九州だけではない。

日産自動車も九州工場で生産する主力SUV(多目的スポーツ車)「ムラーノ」の6割減産に踏み切るとの報道がなされている。

それに伴い、派遣社員も100人以上減員計画とか。主力車種の大幅減産の影響は計り知れない。

 

ダイハツ九州も小型多目的スポーツ車「ビーゴ」の生産台数を期初計画に比べ1万台減産するとの報道。

今、世界的な自動車販売の急減速で「カーアイランド九州」は正念場を迎えていると言っても過言ではない。

 

大企業の自動車メーカーは、これまでの利益の蓄積で体力があるが、メーカーをこれまで支えてきた2次、3次の部品メーカは大変な状況だと思う。 ぜひ、メーカーは、自分のことで手一杯という考えを捨て、今こそ2次、3次の部品メーカと一体となって、この難局を乗り切る体制を構築していただきたい。

 

かごしま企業家交流協会

◇http://www.kagoshima-kigyouka.com

  

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