会員企業へ教育訓練・技術支援チームを派遣しております。
会員企業の方々も生き残りのために頑張っておられます。
「百年に一度」と言われる世界的不況は、まさしく台風の如く日本全体を巻き込みおさまる感じではない。
鹿児島に進出して頂いた関西・東海地区からの企業の皆さんも、受注減で厳しい状況が続いております。
そういう中で、工場を止め、社員の方々を月に数日間帰休されているところも多い。厳しい景況の中で、生き残りのために日夜努力されている経営者の方の姿には頭の下がる思いがしております。 特に、帰休日に社員の方を集め、次に備え、社員のステップアップのための教育に力を注いでおられる、この努力には日本の中小企業の底力を感じております。
今、当協会では、このような会員企業の帰休日の社員教育のために、鹿児島大学の小原教授を中心にした「教育訓練・技術支援チーム」を昨年12月に設置して、要請のあった会員企業に派遣しております。
この不況を何とか乗り切りたい、このピンチをチャンスに変えたいという「経営者の方々の強い思い」と、このような企業経営者の方々に、学の立場から「少しでもお役に立てればとの思い」、この2つの思いをうまくマッチィングさせて、当協会で支援チーム派遣しています。
今月は、大隅地域の企業2社に週3回のペースでの派遣をしております。
今、私は一日も早く、この景況が好転し、派遣チームの講義・実習の成果が、ぜひ次につながるよう強く期待をしております。
かごしま企業家交流協会
◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/