高校の3年間を鹿屋工業高校で過ごすことを決めた高校生
社会人の一歩手前の高校で徹底的に挨拶を学ぶ。
今回も鹿児島の高校生を紹介したい。
その高校生は、4月14日の南日本新聞の「若い目」に、次のような意見を述べている。とても、印象に残りました。 タイトルは ーあいさつに情を込めー です。
「おはようございます。」正面から一歩足を踏み入れるなり、こんな気持ちの良いあいさつが聞こえてくる。自分の人生を大きく左右する高校時代の3年間を、私は鹿屋工業高校で過ごすことを決めた。 もちろん、大隅には複数の高校があり、選択肢は多い。しかし、自分は中学生になった時からずっと「鹿屋工業に進学したい」と思い続けてきました。
その思いは裏切られることはなかった。入学式当日、正面を入ると両脇に先輩方が並び、気持ちの良い大声でのあいさつ。このあいさつが非常に重要なことだと自分でも思う。
あいさつとは一番短いコミュニケーション。例えば、自分が忙しい時、たくさんの言葉を並べなくても、「おはよう」、この四文字で自分の気持ち、メッセージを伝えることができる。ここで大切なのは、「あいさつに情をこめる」ということ。情を込めないとあいさつは、独り言と同じだと自分は考える。
しかし、あいさつとは簡単そうで、なかなか言葉に出せないもの。そんなものだからこそ、社会人の一歩手前の高校で徹底的に学ぶことなのだろう。社会人の基本である。「あいさつ」を、自分で決めたこの学校でさらに深めていきたい。
「情を込めて挨拶する高校生」。中学に入った時から、入学高校を決めており、入学してそのことが間違いでなかったことを実感している。さらに、挨拶を徹底的に学ぶ決意をしている高校生。
おそらくこの高校生は挨拶だけでなく、すばらしい高校生活を過ごし、一歩も二歩も成長していくのではないでしょうか。ぜひ、鹿児島を支える人材に育って戴きたい。期待しています。
かごしま企業家交流協会
◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/