大手企業による人材配置の動き
大手企業が太陽電池事業などに人材をシフトし、事業構造を転換している。
この世界的な不況の最中でも、大手企業はしっかりと将来を見据えて、グループ内での人材の再配置を加速しているようだ。
不採算部門から環境・新エネルギーなど成長部門に人員をシフトし、事業構造を転換していく、この流れはスピード化していくものと思われる。 16日の日経新聞の情報によると配置転換は
・シャープは、太陽電池や営業部門の強化に向け 約1,700人
・東芝は、半導体部門からフラッシュメモリーなどに、 約1,100人
・パイオニアは、テレビ部門からカーナビゲーションシステム部門に 約100人
また、数字は公表してないがパナソニックや三菱自動車などなど。
企業は不振部門を切り捨て、予想される成長事業へのシフト化を図っている。
これまでも日本企業は、石油危機や円高不況などの度に、リストラ等を進め、生き延びてきた歴史がある。 この百年に一度の世界的な不況の中で、大企業が更なる生き延びていくための事業構造の大胆な見直し、大規模な人員の再配置が欠かせないとの判断があるようである。
ぜひ、何とかこの不況を乗り越え、雇用を維持しながら成長を止めないように期待しています。
かごしま企業家交流協会
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