よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

百年に一度の危機(11)

2009-04-20 09:02:56 | 百年に一度の危機

大手企業による人材配置の動き

大手企業が太陽電池事業などに人材をシフトし、事業構造を転換している。

この世界的な不況の最中でも、大手企業はしっかりと将来を見据えて、グループ内での人材の再配置を加速しているようだ。

不採算部門から環境・新エネルギーなど成長部門に人員をシフトし、事業構造を転換していく、この流れはスピード化していくものと思われる。 16日の日経新聞の情報によると配置転換は

・シャープは、太陽電池や営業部門の強化に向け  約1,700人

・東芝は、半導体部門からフラッシュメモリーなどに、 約1,100人

・パイオニアは、テレビ部門からカーナビゲーションシステム部門に 約100人

また、数字は公表してないがパナソニックや三菱自動車などなど。

企業は不振部門を切り捨て、予想される成長事業へのシフト化を図っている。

これまでも日本企業は、石油危機や円高不況などの度に、リストラ等を進め、生き延びてきた歴史がある。 この百年に一度の世界的な不況の中で、大企業が更なる生き延びていくための事業構造の大胆な見直し、大規模な人員の再配置が欠かせないとの判断があるようである。

ぜひ、何とかこの不況を乗り越え、雇用を維持しながら成長を止めないように期待しています。

かごしま企業家交流協会

◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/

 

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