ものづくり補助金(試作開発等支援事業)の採択結果が発表されました。
鹿児島県で3件、(株)ダイツール技研大崎工場の提案した案件も採択されました。
この事業は景気対策として、全国中小企業団体中央会が、経済産業省が定めたものづくり中小企業製品開発等支援補助金交付要綱等第3条に基づき交付を受けた国庫補助金から、特定ものづくり基盤技術を活用して施策開発から販路開拓等に取り組もうとする中小企業企業者に公募方式で提案を受け、交付されるものです。
第1回目の公募は、今年6月12日から6月24日までの間に行われ、全国で、総数で7387件の申請があり、全国中小企業団体中央会に設置された審査委員会で厳正な審査の結果、1655件が採択(倍率5倍程度)されたものです。
鹿児島県からは23件が申請、内3件が採択されました。この3件の中に当協会の会員企業で(株)ダイツール技研の「複列球面レンズの高精度化とそれを用いた太陽光導入システムの試作開発」が選ばれました。この開発は当協会の賛助会員である鹿児島大学の小原教授との共同開発として行われることになっております。同社は東大阪市に本社があり、大崎町への誘致企業です。
今回採択された案件の開発が順調に進むと、当かごしま企業家交流協会が委託を受け、販路開発のためのマーケット調査をすることになっているので、今後の開発が楽しみです。ぜひ実りあるものになるよう期待しております。
(株)ダイツール技研 大崎工場
かごしま企業家交流協会
◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/