日本の自動車大手の電気自動車(EV車)の投入計画
2012年には大手各社の電気自動車がでそろうという。
電気自動車の開発は大手各社はもちろん、中国などでは中小のベンチャー企業がこぞって競争していると言われる。
そういう中で、日本の大手自動車メーカでは2012年には電気自動車がでそろう計画だと報道されている。
まず、トヨタは2012年にEV車を日本市場に再投入し、ハイブリッド車などとともに、エコカーのラインアップを拡充するそうだ。かってトヨタは96年から03年にかけ、多目的スポーツ車(SUV)をベースにしたEV車を約1,900台を495万円(96年当時)販売し、高額だったために、生産販売を打ち切った経緯がある。
ホンダも12年にEV車を日米で発売する予定とのことで、先行の日産や三菱、富士重工業などに続き各社のEV車がいよいよ出揃うことになるようだ。
各社の動きが12年に集中するのは、米カリフォルニア州での環境規制ZEV(ゼロ・ミッション・ビークル:無公害車)規制が厳しくなる。そのために、EV車などのエコカーを一定比率以上販売する必要があるためだそうだ。
*各社の電気自動車の投入計画
トヨタ自動車 12年に国内で小型車[iQ]ベースのEVを発売。米国でも。
日産自動車 12月に日米で「リーフ」を発売。車種追加し12年には年25万台に。
ホンダ 12年に日米で発売
三菱自動車 09年から「アイ・ミーブ」を販売。商用車タイプも追加。
富士重工業 09年から「プラグインステラ」を販売
実用化向け性能向上や、ガソリン車並の価格を抑える取り組みも進んでいるとの報道もされるが、2012年の国内での投入の性能や価格が注目される。
かごしま企業家交流 協会
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