小城製粉が米に米粉輸出へ
小麦アレルギーに需要期待
地元紙の南日本新聞が掲載した薩摩川内市の製粉企業が米国へ輸出をするとの記事。
小城製粉(小城年久社長)は、薩摩川内市にある食品企業だ。この企業が、「6月下旬に米粉約200キロを米国・ロサンゼルス市の食品店に初輸出する。」との報道がなされた。
新聞に報道されるぐらい、鹿児島にとっては、珍しい食の輸出事例だ。
同社の製粉は、「添加物を加えないパンなどの材料」となるものだ。これまでもアレルギーにこだわり続けて来た企業である。
「小麦アレルギー対策として米国で米粉の需要が高まることで、鹿児島の1次産業の活性化につなげられればうれしい」と期待しており、その意味では隙間産業が、表舞台に出てきた感じがする。きっかけは、3月に米国で開かれた世界最大級の自然・健康食品の展示会への出展。小麦アレルギーの原因にもなる「グルテン」を全く使わないパン、パイ、洋菓子用の米粉を展示したところ、約180社が関心を示したという。
同社が、「健康にも貢献できる商品として販路拡大していけたら」と期待しているように、米国で評価を得たら、おもしろい展開になるかも知れない。
今後の展開を注目していきたい。
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