「易経」の名言
「窮すれば即ち変ず、変ずれば即ち通ず」
先日、鹿児島県の湧水町にある半導体生産子会社の「鹿児島セミコンダクタ」を、半導体製品製造の「フェにテックセミコンダクター」に売却することをヤマハが公表した。
従業員120名は引き続き委譲されることになり、一安心だが、やはり地方での企業経営は厳しい。
そんな中、「かたつむり経営」なる言葉に出会った。
これは、三菱電機の元社長の下村節宏相談役が「彫刻家の北村西望氏の「たゆまざる 歩みおそろし かたつむり」と言うことからヒント得たという。
「三菱電機は、現場で緻密な改善をコツコツと積み重ねる活動こそが当社の底力だ。」という思いがあり、
「窮すれば即ち変ず、変ずれば即ち通ず」という「易経」の名言をもって、社員を励ましてきたとのこと。
「とことん考え抜けは、対処の方法が見えて、事がなせる。」と言う意味に理解して、社員教育に使ってきたとのこと。
先日も、当協会のアトムニクス研究所の畑田社長が、東洋ツール工業の幹部社員への講演の中で、粘り強く、脳みそを絞り出して考え抜く」という話をされたが、こういう苦しい時にこそ、経営者は勿論、社員がこの言葉の意味を理解し、事を成せは、苦難を乗り越えるやり方が必ず見つかるのではないだろうか。
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