よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

高校生から見た企業へのメッセージ・・・(5)

2008-11-07 10:35:17 | その他

高校生から見た企業へのメッセージ です。

 

今回も鹿児島大学が9月に実施した「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト事業部」に参加した鹿児島情報高校の学生さん達です。

 

 ○情報システム科1年 藤井 楓

 鹿児島の企業の具体的なイメージというのはないけれど、あまり精力的に活動しているイメージはない。実際は違うとしても、鹿児島の企業がどんな活動をしているかということを知る手段はあまりないと思う。だから、高校生との交流というのはとても重要な手段の一つだと思う。出前講義というのは、聞く人と聞かない人がいるし、工場見学の方が、積極的に企業を知ることができると思う。共同開発も、高校生の企業への関心を高めるのにとても良いと思う。そうやって関心を持つことができれば、結果的に将来の鹿児島の企業の活性化につながることができるから、企業は精力的に交流をした方が良いと思う。

 

 ○情報システム科1年 田中 裕悟

 私が思う企業と高校の在り方は、できるだけ多くの種類の仕事現場を実際に目で見る機会を与えて頂きたいということです。私たち高校生は仕事に対して「それが何をする仕事なのか」ということは理解していても実際の仕事風景を知らないので、仕事風景はイメージでしかありません。そのため、せっかく就職しても「思っていたのと違った」と言って辞めてしまう人がでるのだと思います。なので、しっかりと仕事場の雰囲気や環境を知った上で、自分の進路を決めることができればそういった人も少なくなるのではないかと思います。できることなら3年生の就職希望者の職場体験などもしていただければ、企業側としても面接や書類などの表面上ではなく、もっと深い実戦的な意味での人間性を見ることができ、よりすぐれた人材を選ぶことができるのではないかと思います。これからはこういった、互いを深く理解し合うことが重要なのではと思います。

 

かごしま企業家交流協会

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高校生から見た企業へのメッセージ・・・(4)

2008-11-06 11:38:49 | その他

高校生から見た企業へのメッセージです。

 

 今回も鹿児島大学が9月に実施した、サイエンスパートナーシッププロジェクト事業」に参加した鹿児島情報高校の学生さん達です。

 

 ○プレップ科1年 菅野 沙彩

私は今回のIT事業の将来についての講演を聞いて、鹿児島の技術が遅れていることを知った。鹿児島はどちらかといえば畜産方面に力を入れているため工業系はあまり目立たない。そのため小・中・高と農業に関してはよく話を聞くが、工業系のものはほとんど聞かない。しかし、東京都や愛知県をはじめとする各県では出前講義などが行われていて、そのためか技術のレベルが高いそうだ。この鹿児島という自然豊かな県に住んでいるからこそ、農業関係だけでなく工業系にも関心を持たなければならないと私は思う。また、これから企業は世界規模で活動していく。従って私達は世界に通用する技術を身につけなければならないということになる。けれど、現在の鹿児島にはより高い技術を身につけようという意欲のある高校生は少ない気がする。なので、これからは出前講義や工場見学を小・中学生の時にも行う方が良いと思う。私が小学生の時は多少の工場見学はあったが、中学生では全くなくなった。そのため、今まで私の企業関係に関するものの関心は低かった。しかし、今回鹿児島が他県よりも遅れていることを聞き、これではいけないと思った。私もこれからは将来の自分のためにも企業に関心を持ち、これからの環境問題のためにも工業のことを考えていきたい。また、自分で考えるだけではなく他の人々へもこのことを伝えていきたいと思った。

 

○プレップ科1年 窪田 真伍

将来は絶対に、県外に出て働きたいと思っていました。東京や愛知など、日本の中心となっている県に行きたいと思っていました。しかし講演を受け、それが少し変わり「鹿児島でもいいかな」と思うようになりました。講演者の方も鹿児島には今、たくさんの会社があり、昔と比べ活気があり景気も良いので、自分の生まれた故郷で、故郷のために働くこともいいのではないかと言われていた。講演者の方はIT企業をしている人だったが、働くといっても色々なジャンルがあるので、自分のしてみたいことを見つけることが大切です。また最近の学生は勉強量が本当に少なくなっているとも言っていた。自分の就きたい職を広げるためにも、今、勉強を頑張らなくてはならないとだめだと言っていました。他校の生徒とも一緒になって実験やグループを作り、意見を出し合うことで、こういう考え方もあるのかとか、まったく知らない人とコミュニケーションを取ることの大変さや、協力しあうことの大切さなどが分かり、いい体験をしたと思いました。どんな仕事があるのか、どういったことをしているのかなど、人との交流を含めて、こういった講演はもっとするべきだと思いました。そうすれば、就職とかに興味を持ってくれる人が増えてニートとかは少なくなるのではないかと思いました。

 

 

かごしま企業家交流協会 

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関西の企業(4の2)

2008-11-05 09:58:48 | 関西の企業

・人生が輝かしいものとなるためには、まず健康。

 

・常に笑顔を絶やさず、人から好かれ、人から話かけられるように心がける。

 

 86歳で現役の社長である堀 八郎社長(太陽精機(株):京都市)の人生訓が同社のホームページに公開されております。これはあくまで、一部だと思いますが、それを紹介させて頂きます。

 

私は、これまで本社を何回か訪問し、又いろんな機会にお会いして話をお聞きしました。その際に、人の話をよく聞き、自分で理解されるまでよく質問をされる。そしてメモされる。知識への探求心が非常に強い方です。そして、健康に対する注意と努力を常にされている方だと思っております。人生の教訓であり、又今後の人生の生き方にとても参考にして戴けると思います。

 

堀 八郎社長の人生訓        

〈 歩く人は金持ち 〉                   

                                              

人生が輝かしいものとなるため、まず、健康であって下さい。

 以下の4点は私が健康を保つために留意していることです。

 

 1 睡眠を充分とる。

 

 2 運動を欠かさない。

 

 3 食事と運動に注意し、体重を目標とする数値に維持する。

 

 4 もし、血液検査の数値に異常が見つかれば、食事、運動、睡眠、薬など、自分なりに方法を見つけ、数値が正常になるように努力する。

 

 タイム・イズ・マネー。歩くには時間がかかる、だから、金がかかります。つまり、 歩く人ほど金持ちなのです。こう考えれば歩くのがリッチに思えてくるでしょう。自 分の体を守るのは自分しかありません。最高の主治医は自分だと心得て下さい。

 

 

 〈 笑顔で財産形成 〉

 

常に笑顔を絶やさず、人から好かれ、人から話かけられるように心がけて下さい。 そうすれば、他人が苦労して得てきたノウハウを聞かせてもらうチャンスが生まれて 来ます。それがあなたの貴重な財産となって人生を成功に導きます。

 

 

 〈 根・鈍・運 〉

 

 大事を成しとげるには、運・鈍・根が必要と世間では言っています。しかし、これは順序が逆で、根・鈍・運です。まず根気、そして、周囲の雑音に惑わされない鈍感なまでの持続性、そして、あとは運。大きい運は一生に数回。中くらいの運は年に数回。小さな運は数日毎に訪れます。  どうですか。ごく当たり前と言えば、当たり前のことなのですが、継続して実行するには根気が必要ですよね。長生きのために実行しましょう。

 

かごしま企業家交流協会

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関西の企業(4の1)

2008-11-04 08:58:33 | 関西の企業

・京都に本社のある「オンデマンド製本機」シェア世界NO.1の企業です。

 

・自社ブランド商品の開発から製造、販売まで全て行い、海外販売拠点数80

 カ国以上です。

 

 

関西で色々な企業を訪問し、いろいろな社長の話を聞きました。

その中で、強烈に頭に残っている凄い企業を紹介します。

 

京都市に本社がある太陽精機(株)の堀 八郎社長さんは86歳。まだ現役の社長として同社を率いておられます。

今年の9月に、鹿児島県内の市町村等10名の方々と、主力工場である滋賀県の高島市にある琵琶湖工場を視察させて頂いた際にも、本社からわざわざ工場に出向いて頂き、案内をして頂きました。

 

当社は、大学の研究者になりたかったと堀社長が、昭和21年に京都市に「太陽電機研究所」を創立され、地震計、精密機械、二現像オシログラフなどを製造する企業としてスタートされました。

 

今では、自社ブランド商品の開発から製造、販売まで全て行い、海外販売拠点数80カ国以上、「オンデマンド製本機」シェア世界NO.1のすばらしい企業です。

 

        

      最初の製品                    現在の製品(テクニカルセンター)

 

特に、東京ドーム3個分の面積を誇る琵琶湖工場では、板金・加工、金型・成形型、塗装・メッキ、組立など、ほとんど工場内で内製化され、更には海外の販売店やお客様にホリゾン製品の大型製本機械の操作とメンテナンスの講習が十二分に行える、800m2のショールーム兼テクニカルセンターまであるのにはびっくりします。

 

この太陽精機を率いてこられた堀社長のすばらしさは、企業経営だけではありません。

私が感銘を受けているのは、その人生訓です。

明日はこの社長の人生訓をご紹介します。 

 

かごしま企業家交流協会

http://www.kagoshima-kigyouka.com/

 

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