日本企業、研究開発に積極投資を保っている。
日経調査(主要253社)によると、研究開発はスピード重視が7割だそうだ。
7日に当協会会員企業の全国中小企業団体連合会の研究開発の採択されたことを発表しましたが、日本企業は世界的な景気後退で売り上げ高が落ち込む中、研究開発投資は積極投資姿勢を維持しているとの日本経済新聞の調査で明らかにされている。
調査によると、09年度の売上高見通しは前年度比11.8%と落ち込むが、研究開発費の減少幅は5ポイント以上小さかったとの結果だ。研究開発費の売上高比率は3年連続の増加となり、企業の最高益が相次いだ08年度に比べても、約0.3ポイント増となった。
08年度よりも研究開発費を増やす企業は全体の4割だが、中長期の見通しでは5割を超えているそうだ。基本的には、日本の企業は研究開発重視の姿勢が伺える。
力を入れる分野(複数回答)は、省エネルギー技術の57.7%が最多。これに新エネルギー技術の46.5%、新素材開発の37.7%、ナノテクノロジーの32.7%が続いているそうだ。
これを見ると、日本経済の行く末が見えてくるような気がする。ぜひ、研究開発の成果を確実に出し、世界の中で日本の役割を果たしてもらいたい。
かごしま企業家交流協会
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