ポリアによれば、「数学的帰納法」は、「証明の手続きに対するものとしては非常に不適切な名前」である。帰納は単に蓋然的推理で、論証ではないからである。
他方、バシュラールの帰納は、科学発展の論理ともいうべきもので、蓋然性など全く意に介していない。個別的・特殊的認識から普遍的認識へと進んでいく過程はすべて帰納である。「数学的帰納法」はバシュラールの帰納で読み解くべきだと思う。
他方、バシュラールの帰納は、科学発展の論理ともいうべきもので、蓋然性など全く意に介していない。個別的・特殊的認識から普遍的認識へと進んでいく過程はすべて帰納である。「数学的帰納法」はバシュラールの帰納で読み解くべきだと思う。
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