木版画あすなろう会

木版画を見てあんなのがつくれるといいなあ~と思う人

水彩画教室

2010-07-08 08:37:26 | Weblog
昨日は水彩画教室でした。

6月の第4週に、教室からスッケッチ(馬場公園)へ行った時の作品をみんな仕上げて持って来てた。
中には、3点も描いて来てる意欲的な人も居た。

新湊の内川の風景を写真を見ながら描いてる人の作品は、写真ソックリの絵に仕上がっていた、が、私がその絵を見て、船を止めている縄の角度が可笑しくて、(立ち上がってる様に見える)
「ここ、角度可笑しくない?こうじゃあないけ?」っていうと、
「アッ!本当だね、ほんの少しの角度だけど・・・・立ち上がって見えるね」っていうって書き直しておられた(油絵だから直せる)

だが、先生が来られて、先ず第一声
「写真のように描いたらダメだ!と前言ったでしょ!なんで・・・写真とソックリにかくのだ。現場行って描いて来られ!」と言うって居られた。

写真を見てると、どうしても細部まで写真と同じように描いてしまう。
後(遠景)はぼかす様に描くか、もしくは、トーンを落として描くか・・・・・


先生に、日本版画会に来ていただいたお礼を言うと
「ああ~・・・版画はみんな具象が多くて、半分ぐらい見てたら、もう~嫌になって帰ろうか・・・と思ったら、あなたの抽象の作品が出てきて、おお!頑張ってるな!・・・と思った、上手く出来てた、あの、板の彫り具合の重ねなど・・・上手い表現だったあの調子で頑張ればいい・・・が、抽象をやるには、もう少し、ピカソとかブラックとかキルヒナーやブラマンクなどを勉強しなければ・・・・」

と、本を引っ張り出してきて(教室に参考として置いてある)説明してくださった。

物の形があるものは、半抽象、全く無いものが、抽象となる。ブラックやブラマンクなどは、私が最も好きな作品を書いていた、初めてこの作品に出会ったときは、身体が震えた物だ・・・・」と・・・・

わたしなど・・・・抽象どころか半抽象もわからない。
今回の作品だって・・・本当言えば、娘は赤ちゃんを生んだので、娘が赤ちゃんを抱っこしている像にシャボン玉を飛ばそう・・・と思ってたのだが、時間が無くて、スケッチ出来なく・・・あの彫り後の板の重ねでごまかした。
そのことを正直に言うと

「娘さんが赤ちゃんを抱っこしている像を入れるのは、面白い・・・やってみなさい」と言うって下さった。


・・・・・
9月に、つちの子展(水彩と油絵の教室展)があるので、8月に入ったら作品を見せてもらう・・・

とおしゃった。

私は、20号の花を描いた作品があるから、ソレを1点出すつもりでいます。
しかし、もう一点(一人2点出品)は、今まで描いた中では・・・・2~3点しかない。
その中の2点は、それこそ、写真のように細かく書いたものばかり・・・・

ひとつ・・・・30号を頑張ってみるか・・・・・