1月24日(金)PM6:30
新富町 越中舞華 にて新年会を行った。
全員出席で、にぎやかに会は進んだ。酔いもほんのりしたときに、
”版画をやろうと思った理由”を一人一人述べていただくことにした。
ある人は
20代の時から、ゴム版画で年賀状を制作してたのだが、木版画の作品に出合って、自分もやってみたくなって
高岡の佐竹先生に指示して、白黒の版画を始めて、大きい作品も制作してたが、白黒では”賞”がもらえないと分かって
自己流で多色作品を作ってみたけど、やっぱ、いまいち。
あすなろ先生に出会って、”色”を勉強しています。
またほかの人は
おじいちゃんと父親が”宮大工”で神棚とか天神さんとか器用に彫ってるのを横で見てて、仕事も一段落した今、「お前の趣味は?」って
聞かれたら、何もない・・・・それで、家の隣の奥さんから毎年木版画の年賀状をもらっていて、これどうやって作るのか?って聞くと
公民館で版画を習っていると言われたので、教室に入ってあすなろ先生と出会った。今は、都の美術館にも毎年出品して頑張っている
別に”先生”になろうとか、”賞”を取ってやろうとかって野望はないのだが、楽しい毎日です。
しかし、版画は彫るのは楽しいのだが、摺るのが難しい。色の調合とか・・・・これからも先生に教えをもらって頑張ります。
またほかの人は
金沢の友達から素敵な年賀状が毎年届くのだけど、どうやって作ってるの?って聞くと、金沢で谷内先生の木版画教室に入って
習っている、と言うので、習いに行きたいというと、谷内先生は
「富山だったらあすなろ先生がいるからそっちへ行ってください」と言われて、教室に来て3カ月です。休んでばかりいてなかなか上達しません。
またほかの人は
字が下手なので、年賀状に、「謹賀新年」とかいても後が続かない。それで空いたところに版画で埋めようと思って版画を習い始めたけど
孫の世話とかでしばらく遠ざかっていました・
他の人は
主人が亡くなってしばらくは、後始末とかで忙しく過ごしていたけど、ふと・・・・何かしたいなあ~と思ってるときに、友人から、版画をやってみない?
って誘われて、この教室へ来ました。最初、できるかな?と不安だったけど、やってみると、思いのほか楽しくて・・・・・なんとか続けています。
教室の人、二人、福光美術館の年賀状展に出品して、一人は奨励賞、もう一人は、入選しました。
その授賞式に出席したら、審査員が谷内正遠先生だった。
先生のあいさつの中で、記憶に残った言葉を紹介します。
1、オリジナルの版画を制作するように・・・・・
2、売れる作品を制作するように・・・・・
2、年賀状だからというって、必ずしも”干支”にしなくてもいい。
と言うことでした。
一口に売れる作品・・・・・・って言ってもねえ~~~~~~~
オリジナルの作品・・・・・・誰が見てもこれは、あすなろ先生の作品だ、と言われるような作品を作れ、ってことなのでしょうが・・・・・・
なかなか難しいです。
個性のある作品ってことなのでしょうねえ~