今日も高岡市美術館へ行っていました。
友達が来てくれるか?と思って行ってたけど・・・・・誰も来てくれませんでした。
( 家に帰ってきたら、友人から電話が入り、明日の午後来てくれるという・・・・・明日は、早めに昼を食べて行こうと思います)
高岡市美術館は、喫茶店はあるけどレストランが無いので、お昼を食べるところが無いので不便です。
2階の美術館の方で何もやっていないので、観に来るお客さんは、当番の知り合いか、お友達か、が来るだけ・・・・
寂しい!
富山の県民会館は、お昼の休み時間に、県庁などの職員が見に来てくれるのだが・・・・・ここはそういうのはない。
今日、午後から新聞社が来たので、明日の新聞に載るだろうから・・・少しお客が入るかも???
この作品の作家さんが来てたので、話を聞いた。
写真を撮ってきたのを絵に描いて、(絵は細かく描かないであらあらを描く)コピーで拡大して、コピー用紙をつなぎ合わせて、
裏返しにして版に貼り付ける。
その上、油(何でもよいのだが、)彼は食用油を薄めて塗るのだそうです。・・・・そうすると、コピー用紙が透けて絵の線が出てくる。
だが、その絵じしん、細かく描いてないので、”考えながら彫っていく”のだそうだ。
例えば、文字(暖簾や看板などに書かれている)は下絵の段階では、書いてないのだそうだ・・・・
文字を反対に彫る・・・・・っていうのは、難しいものなのに・・・・・まるで
”棟方志功のようだ”
だから・・・・・部分的に、文字が違っているところがあるそうだ・・・・・・よく見ればわかるけど・・・・・いい雰囲気で描かれているから
いいのではないか?
屋根瓦の光の当たってる線だって、こんな風かな?と思って彫ってるから、バラバラになってる・・・・・っていうが、それでいいのじゃあ
ないか?と思う・・・・・・・物差しで測って均一に彫られていたら・・・・・・面白くもなんともないかもしれない。
1版しか彫ってないのだが、こういう大きな作品なら、油絵にも負けない・・・・・だから、県展にも入っていた。
こういう作品なら、モノクロ作品も捨てたものじゃあない・・・・というと、モノクロ作品を作ってる人からお叱りがくると思うけど・・・・・・
やっぱ、モノクロ作品は、ただ、”彫る””残す”だけの作品は低レベルだとおもう。
彫刻刀を酷使して、丸刀や平刀の彫りを入れた作品がいいと思うわ~~~~
この作品の作家さんも、彫ったところにも墨を付けて、指でなぞったのか、・・・・そういう摺り(?)もはいってた。
また他の人は、ボール馬連を”つばき油”を付けた布の上に置いておく・・・・と教えてもらってその通りやったら、布に馬連がくっついてしまった。
と言うってる人が居た。すると、支部長は
「あんた~毎日、馬連をこすっておかないで、何日も置いたままにしてたんだろ~毎日、こすらないとだめだよ」と。
こうやって・・・・・・会場に来てたら、なにかしら、勉強になることを耳にすることがある。
また、この写真の左の作品の作家さんも当番で来ておられた。
わたしが、
「折角の茅葺の家の作品、素敵なのに・・・・雪の表現が奥の山も手前の山も色が同じ・・・・・遠近感が無いけど・・・手前の雪の表現
も、なんとかならないの?ここは、”白”にして(紙が生成りだから白の色を載せて、その上に影の版を青紫色を載せたらどう?」って
いうと・・・・・作家さんは
「こっで、5版彫って表現したんだ。・・・・・・色の配分教えて下さいよ~~~~~なんか~どっちへ進めばいいか分からなくなった」って。
今日も、片道1時間ほどかかるので、帰り疲れて、バローの駐車場で少し寝ていました。
運転してて、眠くて眠くて・・・・・自然に目がつぶれていくんだもの~~~~~~危ない!危ない!!