今日の午後から高岡市美術館へ行ってました。
駐車場で友達と一緒になった。・・・・南砺市から来るのも富山から来るのも同じぐらいの時間がかかったようだ。
この作品を制作している方は、日展にも出品しています。
もう一人、
富山城の池に、城が映っている絵に花筏がついてる版画を制作してる人も日展作家です。
出品されていないけど・・・・・もう一人、日展作家さんがおられます。
見えにくいけど・・・・・・男性が飾り付けしている作品が、お堀に映る富山城の作品です。
左側の作品は、氷見の海から見る立山連邦で”けあらし”と言われる現象を版画にしたものです。
この作品は、去年、都の美術館で、「都知事賞」を戴いた作品です。
海の波が迫力あります。「けあらし」を白の絵の具を載せて、版画の紙を置いて、馬連で摺らないですぐ紙を持ち上げた
感じらしいです。馬連で摺ると、”ベター”っとしてしまって、湯気とも水蒸気とも感じられるような・・・・・そんな表現をなさっています。
この方は、高岡のゴルフ場から見た立山連邦なのですが、ゴルフ場の雰囲気は素敵なのですが、・・・・立山連邦の色とマッチしていないのです
実際はこんな色なのですが、やっぱり、立山連邦は下のゴルフ場に入ってる色を入れるか、実際こんな色の山でも、色を変えるか?ですね。
この人は、私の生徒さんで、仕事があるから教室で彫りから摺りまで全部、教室でやる・・・・ということは出来なく、この作品の摺りも家でやった
ものです。
空は、縦の版(余り板)を使ったのでしょう。・・・・だから、空に木目が縦にはいってる。
「空」は木目が横の板を使ったほうがいい。というと、これは彫り直します。と本人がいうってましたが・・・・・山をどうしよう!!
高岡の仲間の人が
「彼、最近摺りが上手になったなあ~~~~・・・・・・・あすなろ先生の教室に行ってるのか?・・・教えてやってくださいよ~~この山の
色・・・・・何とかしろと。山の線が多すぎるのじゃあないか?線を少しとって、影の版を入れたらいいのじゃあないか?」と。
この人も、一般の人ですが、最初からこんな大きな作品を彫りあげてきて・・・・・・(3点とも)
構図も色彩もとても素敵です。
この烏瓜の作品など・・・・・・大好きです。
立山の風景も、上市からスケッチした作品だそうです。色合いもとても素敵です。
明日は、孫たちの面倒を見なければならないので、会場には行きません。