今日は、水彩画教室でした。
お盆過ぎてから、教室を休んでる人が多く・・・・教室にはゆとりがある。
いつもなら、遅くいくとイーゼルも無いくらいだし・・・残っていても、イーゼルを広げる場所もないくらいなのに・・・・・・
生徒さんたちは
10月の教室展に出品する作品を仕上げている人や・・・・もう~決まった人は、自由に好きな絵を描いています。
わたしも、出品する絵は決まってるので、なんだか描く気力が無い・・・・・
本当は、東京へ出す版画作品を仕上げたくて教室でのんびり絵などかく気がしないのだが、・・・・・みんながどんな絵を描くのか?
先生がどんな指導をなされるのか?知りたいから・・・・・教室へ出かける。
今日も、30号のボードに、ガラスの瓶やビー玉を描いてる人は、バックの色を下の方に、黄色、下の右側が水色。上の方は、紫色
に描いていたが、・・・・先生は
「左側から光が来ているとすると・・・・右側はもっと暗くていいのじゃあないか?今からでも載せれるから描けば?」と言われたが、本人は
「まだ、未熟なので・・・・このままで出したい」と。
先生は、他の生徒さんに黒板のチョークの白と黄色を持ってきて・・・・と言われて、そのチョーク(白)で、黄色に塗ってある場所に、ところどころ
塗られた、その上から、黄色も載せて、色止めのスプレーをしられた。
「なぜ、白のチョークを載せたのですか?」と聞くと
『これは、マチエールです。黄色で、薄く何回も載せてあるけど、薄っぺらく・・・・・それで、白のチョークでマチエールを作ったわけ、本当は、パステル
で描けばいいのだが・・・・チョークも同じだから・・・・』と。
チョークを入れるのとまだ入れてないのを見ると、やっぱ、入れた方がいい。白いところが光って見えて、ガラスの瓶とぴったり!!
他に・・・・
麻袋(100キンに売ってる)を買ってきて、その中に、ジャガイモを入れて、外に玉ねぎ2個、ニンニク1個、赤唐辛子3本を6号のスケッチブックに
描いている人。
麻袋をどうやって描けばいいか?と先週先生に聞いておられた。
先生は、その麻袋に、水をあまりつけない、絵の具を塗って、スケッチブックの袋の表面に”転写”しなさい。・・・と指導。
先生がお手本を見せられたが、色が袋からはみ出して、汚くなった・・・・・
あの絵、どうなったかしら?と・・・・・・見てみると、
凄く素敵になってる。
「綺麗になってるね。・・・・・・どうやって直したの?」って聞くと
「大変だったわ~~~びりびりと破きたかったけど・・・・・・頑張って直したわ・・・」って。
先生は
「これ、良くなったね・・・・誉めてあげる。・・・・・これ、教室展に出せば?・・・まだ、決まってなかったね・・・来週、みんな持ってきなさい。
決めましょう・・・・これはいい仕上げになった!!」と、・・・・誉めておられました。
麻袋が、濃厚で・・・・・とても素敵でした。