この日曜日の『朝日』第1面に「出版苦境2兆円割れ」の見出し。うーん、この年末に暗い見出しである。どうしろと言うのか…。
「昨年5点あったミリオンセラーが今年は2点しかなかった」と書いてあったが、そんなことよりも、今年の出版点数は20年前の倍以上になったのに、売上が20年前の水準に戻ったという記事の方が切実である。
小社にたとえるならば要するに、昔は3000部売れていたものが今は1500部しか売れなくなっている、ということ。そのため出版社は出版点数を増やして自転車操業に陥るということなのだが。
原因にはいろんな要素があるのだろうけど…。困ったもんだ…。