まいど、日本機関紙出版です。

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最新刊『「橋下総理」でいいんですか? 記者が見たウソ・ホント」~7月末発売!

2012年07月20日 | 新刊案内

 ちょっといろいろ意見も出てきそうな書名に敢えてしてみました。橋下・維新の会に反対する人たちはもちろんですが、できれば橋下さんを支持する人たち、最近ちょっと考えている人たちに特に読んでもらいたいと思ってこういう書名にしました。

 著者の小西進さんは「大阪民主新報」という大阪で発行されている地方新聞の記者です。橋下さんが府知事選挙に立候補表明して以来、今日まで取材を担当してきました。いわゆる一般新聞の「橋下番記者」たちが2年くらいで交代することを考えると、もっとも長く橋下さんを見つめてきたジャーナリストの一人と言っていいでしょう。

 この本の巻末資料に、太田房江元大阪府知事が3選出馬を断念した2007年12月3日以降の詳細年表をつけていますが、当初この部分は3万字の原稿でした。それを削って削ってとにかく2万字にしてもらうという、それほど橋下さんをめぐる出来事は膨大な事象があり、それは現在も続いているのです。その多くは橋下さんの府知事選出馬以前から膨大な情報・ニュースとなってマスコミによって発表され続けてきましたが、じゃあそうやって橋下さんがやってきた事柄というのは本当に府民・市民のために何か良いこととなって実現してきたのだろうか、という思いがこの本を出そうとしたきっかけです。その点で小西さんならばマスコミとは違った視点で橋下さんを見てきた人だから何か独自のものが書けるのではないかと考えたのです。

 橋下さんについてはすでに多くの研究、批判、告発といった形の出版物が多くあるのでそういう部分はそちらにお任せして、この本は小西さんが記者として見てきた体験を通して、いくつかのテーマについて「橋下さんは、こんなことをやっていますよ」ということを紹介しています。特に橋下さんと大阪維新の会が「共通の価値観」とする「自立する個人」「自立する地域」「自立する国家」がどういうものなのか、その4年数カ月の実際を通じて考えています。

 この本が橋下さんと大阪維新の会が次期総選挙での国政進出をめざし、「橋下総理待望論」が盛んにふりまかれるなかで、橋下さんの実像を明らかにする一助になれば幸いです。

◎小西  進/著
◎四六判 210ページ
◎定価1200円(税込)
◎7月30日より順次出来、発売へ

 

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最新刊『住民運動のための国保ハンドブック2012』~来週より出来発売へ!

2012年07月20日 | 新刊案内

 地域での社会保障運動の柱の一つに国保改善運動があります。「国保料っが高くて払えない」「保険証がない」「医療費が払えない」「医者に行けない」「国保料どころか生活もままならない」「差押通知が来た」…。

 この冊子はこのような国保の問題をなんとかしたいという住民運動のために作られたハンドブックです。「無保険の子どもたちの問題」「広域化問題」「差押問題」など新しい課題も生まれる中、18歳までの子どもたちへの保険証発行とその速やかな交付、また一部負担金減免の制度化など制度は確実に前進しています。

 こうした運動を進めるためには国保制度の基本を知り、国保財政の仕組みを知る必要があり、学ぶことが必要です。国を変えるためには、市町村、都道府県などあらゆるレベルでの地域運動を巻き起こすことが求められています。

 国保のイロハから運動の具体的取り組みまで最新の資料を使って学習できます。

◎大阪社会保障推進協議会編
◎A4判140ページ
◎定価840円(税込)
◎書店発売予定 8月2日
 *なお、大阪社会保障推進協議会では25日より先行発売予定!

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