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新刊委託出荷、ベストセラー作家でも初版7千部・・・

2023年04月27日 | 編集・営業ふらふら雑記

4月26日(水)

今朝は出勤してまずは新刊委託の出荷作業に取り掛かる。部数はそんなに多くはないのいで30分余りで準備完了となる。すべて明後日の午前配達で、書店店頭化は5月2日の予定だ。刷り部数は2000部。まずはこの初版分を確実に売り切りたいと、いつも思うのだが現実は厳しい。

ある著名人のツイッターを見ているとこんなことが書かれていた。

「1500円の単行本で4千部(印税率10%)の印税額が60万円ですね。ベストセラー作家の林真理子が「今は私ですら初版7千部」と書いていましたが、彼女より売れてない物書きの初版部数は3~5千部。年に4冊単行本出しても年収300万円に届かない(年に4冊出すのは至難の業)。それが出版界の現状です」(町田智浩)

ウチの場合、初版部数2000部は出版社として成り立つための最低部数。これを下回るともう商売にならない。自費出版になってくる。文字を読まない、書かない人が多数派になりつつある社会で、出版の先は見えなくなっている。

こんなことを思いながらも現実の出版仕事が目の前にあるので立ち向かうしかない。

本日もメールとFAXチェック、続いての通常出荷はAmazon、通販分など。

パブリシティ依頼のための本もいくつかの媒体に送っておく。

あとは原稿作業に向き合うこととなる。

帰宅すると三男が立山から帰ってきていた。雄山から雷鳥沢へのスノボ遊びで顔は真っ黒に雪焼けしている。野沢温泉のスキー場では食堂の厨房で働いていたので料理は得意とするところ。もつ鍋を作ってもらったのでいただいた。

 

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