特にネタがないので、昔の話を。
キノコの撮影をはじめたのは6年前の5月ごろだった。初購入したデジカメを持って軽い気持ちで近所の林に入ったその日、最初に見つけたのはアカマツの倒木に生えていたヒメカバイロタケの大群だった。
直径1メートル近くはあろうかという巨大な倒木に、一万本ちかくあろうかというほどびっしりと小さなキノコが。木漏れ日を透かしただいだい色の傘が美しく、木の葉やコケの緑色とひきたてあって、それはもう壮観だった。
ヒメカバイロタケは雑木林で見かけるごく普通のキノコだけど、これほどの群落にはそれ以来、一度も会っていない。
ビギナーズラックというのを素直に信じる。
……ヒメカバイロタケは「普通に生える・たくさん生える・緑に映える」の条件を満たす数少ない撮影向きのキノコ。ひとつひとつが小さいので、撮影にもさまざまなバリエーションが楽しめる。個人的にはやっぱりボケ味を効かせて撮るのが理想だな……こんな感じ
キノコの撮影をはじめたのは6年前の5月ごろだった。初購入したデジカメを持って軽い気持ちで近所の林に入ったその日、最初に見つけたのはアカマツの倒木に生えていたヒメカバイロタケの大群だった。
直径1メートル近くはあろうかという巨大な倒木に、一万本ちかくあろうかというほどびっしりと小さなキノコが。木漏れ日を透かしただいだい色の傘が美しく、木の葉やコケの緑色とひきたてあって、それはもう壮観だった。
ヒメカバイロタケは雑木林で見かけるごく普通のキノコだけど、これほどの群落にはそれ以来、一度も会っていない。
ビギナーズラックというのを素直に信じる。
……ヒメカバイロタケは「普通に生える・たくさん生える・緑に映える」の条件を満たす数少ない撮影向きのキノコ。ひとつひとつが小さいので、撮影にもさまざまなバリエーションが楽しめる。個人的にはやっぱりボケ味を効かせて撮るのが理想だな……こんな感じ