月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

写真コンテストに応募してみた1

2009-09-02 21:09:48 | 撮影
前からやってみようかなー、とは思ってたんだけど、キノコ写真を写真雑誌に投稿してみることにした。

狙うのは月刊『フォトコン』の月例写真コンテスト。写真雑誌の良し悪しなんて全然わからないけど、少なくともこのコンテストに入選する作品のレベルはかなり高いように思う。ちなみに『初級コース』と『中・上級コース』の二つがある。

どっちにするか?そんなの決まってるじゃないか、初級なんてヌルくてやってらんないよ。断固、中・上級コースに……すんません、ウソです。初級でいいです。

というか、このコンテスト、初級でも十分レベルが高い。絶対初級者じゃねーだろオマエ、ってのが大量に混じってるように感じる。私のような風まかせ運まかせのヘッポコカメラマンでは初級コースでも選に入るのは難しいだろう。ま、とにかく腕試しといこうか。

さっそく、エプソンの上級写真用紙、クリスピアとかいうのを買い求める。募集要項によれば、2L判でいいようなので、それを。と思ったけど、プリントの色を確かめようと思うと小さいのもないと不便だな、と思い、L判も買った。なんだかプリンタ会社の謀略にはめられている気がする。あと、写真1枚1枚を入れるためのビニール袋も買い求めた。

んで、応募する写真なんだけど……6年間キノコの写真を撮りつづけて、このコンテストに勝てそうな写真は何枚あるかといえば……

1枚

1枚しかないんス。いや、ホントに。キノコとしては上手に撮れたな、って写真ならなんとか撮れるんだけど、花とか滝とか紅葉とか、名だたるモチーフと対等に戦おうとなると、絶望的に不利なのよね、キノコって。まあでもそれだけ未開拓な分野であるわけで、そこが狙い目でもあるんだけど。

さすがに1枚だけってのもなんだな、と思ったので、枯れ木も山のにぎわい、5年前のベストと今年のベストを1枚ずつ足して3枚にしておいた。今年のベストは露出が甘くて傑作には程遠いし、5年前のベストは構図こそ完璧だが画質が悪すぎる。万に一つも選ばれることはないだろうが、審査員にキノコ写真家なるものもいるんだと認識してもらえればそれでいいことにしよう。

画像をレタッチ(画像処理)しなおして印刷する。あまり加工し過ぎるのは反則になるので控えめに、とは思っていたのだけれど、不思議なことに、出来のいい写真というのはほとんど画像処理を必要としない。結局トリミング(切り抜き)だけして、あとはほとんどいじらずに印刷した。

インクが乾くまでは色が落ち着かず、正確な仕上がりが分からない。一晩待っててね。