月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

ますたけ

2013-11-02 19:18:37 | キノコ
ブナ林を徘徊中に、ふと後ろを振り向くと橙色の大きなキノコのかたまりが目に入ってドキドキした。

マスタケ。橙色が鮮やかなサルノコシカケ系のキノコだ。名前は、キノコの色を魚のマスの肉の色に見立てたものらしい。別段めずらしいキノコではないけど、好きなキノコなんだよねぇ。

柔らかいうちなら食べられる。写真のはちょっと手遅れ気味。

食べると歯触りは固めで、噛むとモソモソする。火を入れ過ぎた切り身の魚みたい。で、味の方はっていうと、これまた魚みたい(笑)
いや、冗談抜きでシャケとかの魚系の味。だから「マスタケ」なんじゃないのかなー、と個人的に思うんだけど。マスタケを薄くスライスしてワカメ入りすまし汁つくったら、磯の香りがプラスされたせいで魚と錯覚しまくって笑った。フライやカレーとかでもイケるらしい。

すごいおいしいってわけじゃないけど、ネタ的にも試す価値はあるキノコ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする