月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

えんしゅうむようらん

2014-06-14 22:45:45 | 植物
キノコ探しの時に奇妙な植物を見つけた。葉っぱがない。自らは光合成をおこなわず、菌類などから栄養をもらって生きている、いわゆる「腐生植物」の一種のようだ。ギンリョウソウやオニノヤガラ、ツチアケビなど、いろんな種類が知られている。

この花の形はランっぽい。腐生ランだ。

まだ開花していなかったので、後日、開いた花を調べて植物の先生に尋ねたところ、エンシュウムヨウラン(遠州無葉蘭)でよさそう、とのことだ。

近年の研究ではベニタケの仲間、特にチョウジチチタケから栄養を拝借して生活しているとのこと。この場所にチョウジチチタケが生えてくるのかどうか、ちょっと気に留めておきたい。