月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

いろがわり

2014-06-16 22:54:33 | キノコ
同じ菌根菌でも、ベニタケに比べるとイグチの発生の出足は遅い。

先発隊はコウジタケ、イロガワリ、チチアワタケといったところが最初に出てくる。

テングタケ類ならコタマゴテングタケやクロコタマゴテングタケ、テングツルタケ。つづいてノーマルテングタケ、タマゴテングタケモドキ(アカハ)、ツルタケ、ヒメコナカブリツルタケといったところか。

京都御苑きのこ観察会

2014-06-16 07:17:24 | イベント
京都御苑(御所)で毎月開催されているキノコ観察会に参加してきた。

キノコ観察などのキノコ活動がさかんな関西地域でも、実は御所は指折りのきのこ観察スポットなのだ。しかもここでは、菌類専門の先生によるガイド付きで、一般にもオープンな形で毎月、観察会が開かれている。

今回の六月は梅雨入り後、最初の観察会ということもあって、たくさんのキノコが期待されたが、残念ながらこの地域は雨に恵まれず、全般的に乾き気味。キノコ本番にはもう少し待たねば、という感じだった。それでも大勢の参加者が集まり、キノコを探したり、見つけたキノコに関する説明に聞き入ったりしていた。



すごい人数。70名くらいいたんじゃなかろうか。





発生量が少ないながらも50種弱が観察された。カレバキツネタケのような小型の腐朽菌に混じってベニタケやテングタケの仲間がちらほらと見られた。特にツルタケの発生は多い。ピーク時にはツルタケ天国になる。