月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

さけつばたけ

2016-05-30 00:24:19 | キノコ
梅雨入りにはまだ間がある休日。どうしようかな・・・

湿度は上がってきたものの、ここんとこ晴れ続きでキノコはさほど期待できない。カンゾウタケももう遅いしなぁ。

①マツの倒木で手堅くマツオウジ・ヒメカバ狙い
②イチかバチか意外性の竹林でキクラゲ狙い
③困ったときのウッドチップ狙い

ここは③番で行こう!いざ出発。

現地……

ちぇっ、やっぱりキノコないなぁ。と思いながら、ウッドチップの敷かれている公園で適当に虫とか野草とかの写真を撮ってると、腐った大型キノコの残骸が落ちているのを見つけた。

イグチ?いや、ヒダがある。ベニタケ?でもヒダが黒いな。ハラタケ?柄がやけに太いけど・・・

ああっ!これは!

周りを見渡すと枯れたキノコの残骸がほかにもゴロゴロ。そして少し離れたところにフレッシュなのも。キノコの正体はサケツバタケだった。

見事な大型キノコの群落。100本は生えてたろうが、その大半は腐っていた。一週間早く来ていれば壮観だったろうなぁ。

このあと、沢沿いの湿気のある場所に足を向けたら、小型ながらいろんな種類のキノコも見られた。キノコシーズンは思ったより近くに来ているのかもしれない。


サケツバタケの幼菌。すばらしく福々しい姿。シイタケと同じ配色だ。