月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

くろちゃわんたけ

2017-05-17 23:57:34 | キノコ
クロチャワンタケ(かも)。

炭のように真っ黒でゴツゴツした質感の小型のチャワンタケ。直径1センチもないくらいなので、ふつう見逃す。
針葉樹林地上、と図鑑にはあるが、詳しい人によれば広葉樹林や竹林内にも生えるらしい。この写真のも広葉樹林だった。どうやら木の細い根っこに取りついているようだ。菌根ではなく分解する方だろう。

実は、初夏に生えるクロヒメチャワンタケというのもあって、正直、肉眼では見分けがつかない。だからクロチャワンタケ「かも」だ。


この時期はキクラゲ類やマツオウジ、カンゾウタケなんかを除けば、極小キノコでなんとか凌ぐしかない。近所にウッドチップ公園があればもう少し違うんだけどなぁ。