山へ行くと、中まで緑色に染まった枯れ木が転がっていることがある。誰かが絵の具を染みこませたんじゃないかと思うほど不自然なくらいの緑色。あれは人ではなく菌類の仕業である。
ロクショウグサレキン。ロクショウ、すなわち「緑青」は金属である銅に生じるサビを指す言葉で、文字通り青緑色をしている。そんな緑青色をしたキノコは、腐らせた材まで緑青色にしてしまうのだ。
キノコは直径5ミリほどのごくごく小さい皿型。きちんと調べなかったので分からないが、これはモドキの方であるように思う。
それほど珍しいキノコではないが、湿り気が好きなのか、たいてい材の下側に生えているので、シャッターチャンスはなかなか巡ってこない。もし観察したいのなら緑色の枯れ木を見つけて手あたり次第に裏返してやると見つかるだろう。
ちなみに緑色に染まった材木を使って染めものができるそうな。
ロクショウグサレキン。ロクショウ、すなわち「緑青」は金属である銅に生じるサビを指す言葉で、文字通り青緑色をしている。そんな緑青色をしたキノコは、腐らせた材まで緑青色にしてしまうのだ。
キノコは直径5ミリほどのごくごく小さい皿型。きちんと調べなかったので分からないが、これはモドキの方であるように思う。
それほど珍しいキノコではないが、湿り気が好きなのか、たいてい材の下側に生えているので、シャッターチャンスはなかなか巡ってこない。もし観察したいのなら緑色の枯れ木を見つけて手あたり次第に裏返してやると見つかるだろう。
ちなみに緑色に染まった材木を使って染めものができるそうな。