スエヒロタケ。カワラタケと並び、もっともありふれたキノコのひとつ。
発生する木は広葉樹、針葉樹を問わず(竹にだって生える)、乾燥にもめっぽう強いので、森はもちろん、人の生活圏でもいたるところで見かける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/41/275d73c76bf658804b94376f4dc6582d.jpg)
ふさふさとして白くけば立った傘は、裏を見ると1枚のヒダが2枚に分かれているというおもしろい特徴を持っている。このヒダがなかなか美しい造形で、ド普通種ながら侮れない。
「末広がり」な形からつけられためでたい名前とは裏腹に、キノコとしては珍しく人間に対して病原性を持っている。
「スエヒロタケ感染症」にかかると、肺や気管支にアレルギー性の炎症を起こして、咳やタンが止まらない、ぜいぜいと息をするなどの症状が出るそうな。
べつに身体にキノコが生えるわけではないが、肺の中で菌糸を伸ばすだけでもスゴイ。
こう聞くと怖くなってくるが、よほど免疫が落ちない限りはかからない病気なので、それほど心配することもないようだ。肺炎の原因なんて他にいくらでもあるし。
ただし、この病気はマイナー過ぎるあまり、診断できる医療機関があんまりなかったりするから、そういう意味では厄介かも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/0a/e5e0fdbe63df299d3dfc9f8ba1c1608e.jpg)
これは傘がバラバラに割れててちょっとおもろい
近年の解析では、白色腐朽菌としては分解力がかなり弱い(リグニンがほとんど分解できない)ことがわかったらしい。意外だな。
発生する木は広葉樹、針葉樹を問わず(竹にだって生える)、乾燥にもめっぽう強いので、森はもちろん、人の生活圏でもいたるところで見かける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/41/275d73c76bf658804b94376f4dc6582d.jpg)
ふさふさとして白くけば立った傘は、裏を見ると1枚のヒダが2枚に分かれているというおもしろい特徴を持っている。このヒダがなかなか美しい造形で、ド普通種ながら侮れない。
「末広がり」な形からつけられためでたい名前とは裏腹に、キノコとしては珍しく人間に対して病原性を持っている。
「スエヒロタケ感染症」にかかると、肺や気管支にアレルギー性の炎症を起こして、咳やタンが止まらない、ぜいぜいと息をするなどの症状が出るそうな。
べつに身体にキノコが生えるわけではないが、肺の中で菌糸を伸ばすだけでもスゴイ。
こう聞くと怖くなってくるが、よほど免疫が落ちない限りはかからない病気なので、それほど心配することもないようだ。肺炎の原因なんて他にいくらでもあるし。
ただし、この病気はマイナー過ぎるあまり、診断できる医療機関があんまりなかったりするから、そういう意味では厄介かも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/0a/e5e0fdbe63df299d3dfc9f8ba1c1608e.jpg)
これは傘がバラバラに割れててちょっとおもろい
近年の解析では、白色腐朽菌としては分解力がかなり弱い(リグニンがほとんど分解できない)ことがわかったらしい。意外だな。