幸せの雲と整体師  

呉市広の整体院 木村です。
(腰痛、肩こり、生理痛、不妊症など)
とびしま街道やランチなどの日記です

足首の働き

2006-09-27 12:09:54 | 整体
整体院近くの黒瀬川の堤防にやってきました。
呉市広弁天橋町です。

今、堤防を散歩しても風は心地よく、花も黄色、橙、紫、彼岸花の赤と
色んな種類があって楽しめます。



昨日に続いて歩き方のことです。

足首が本来おこなう仕事について。

人が歩いている姿を見ていると足首で前に前に体を
送るために後に蹴り出しているのが一般的です。

それだと力は必要とするわりに体全体の動きになりにくいです。
歩いていても早く疲れます。

黒瀬川の堤防の斜面を降りると2メートルほどの歩道があります。
階段ではなく、降りるときも上る時もこの斜面を使っています。



このように地形がまっすぐでなくても足首の動きが
それをちゃんと受け止めてくれる。
これが本来の足首の役目ではないかと思うのです。



こちらは降りるときの写真です。
いつも歩きの時、前後にだけ足首を動かしていると
こんな受け止めも違和感になりバランスが悪いのですが、
足首は、前後、左右、内側、外側、さらにひねったものを
加えるとかなり応用がきく着地ができるようになっています。



しかし、一般には下の写真のように体を前に送るために
足の甲をそらし、指の付け根でしっかり後に蹴り出しています。

これがいろいろな障害をうんだり、運動の時の瞬発力
がだしにくかったり、走りで力のロスになったりすることに
繋がっているように思います。



昨日、お伝えした重心を前に倒し、倒れるのでその下に足を
入れていく動きだと、蹴り出すのではなく、
後に行った足は、地面から離れる瞬間には既に
前に向かって出て行くものです。

下の写真は、下る時のものです。
足首というのはもともとこうやってでこぼこの山道でも
形状なりに着地できるというのが足首の可動性であって
その時のショックをいかに柔らかく分散するかということだと思います。
山道を下る時などは特に右に左に色んな角度に着地を繰り返すわけです。

足首の関節が動くのは、着地のクッションである
体を前に送るのは重心の倒しである

ということを歩きの時に感じてみてください。

体が軽い。と感じられる重心倒し、探してみましょう。
(ちなみに見た人には倒しているのがわからない程度です)
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歩き方のコツ

2006-09-26 20:09:28 | 整体
歩き方についていろいろと試しています。
ナンバ歩きというのが一時ブームになりました。

「蹴らない」「うねらない」が基本です。

もともと日本人が今の歩き方になったのは明治といわれています。
軍隊を作る時に西洋式の動きを取り入れて訓練した
結果のようです。

その前はどうだったかというと、腕はあまり降っていなかった
野ではないかといわれています。着物がはだけないという利点と
体が疲れないという自然な動きからだと思われます。

それがナンバ歩きなのですが、右足を出したときに右手を出す
と伝わっている感じもありますが、もっと体の奥深いところで
動きをいれていて右腕を出すというより右半身で
重心移動をしていたようです。

試してみて慣れてくると、これがなかなか体が軽く感じられて
心地よいです。
幕末の志士が西日本を歩き回ったとしてこのような使い方
をしていたために疲れが少なく一日200キロほど移動したと
思われるのです。



まっすぐ立った姿勢。この時、足の裏には全体に体重が
乗っている感じにします。(蹴らないということです)
臍下丹田(下腹の中心部あたり)に重心を感じて
股関節も力を抜いておきます。

そこから重心を前に移動することにより体が前に倒れます。



重心が足の裏の中央からつま先を越える時に倒れそうになるために
出す足。これを次から次へと繰り返すのです。

写真ではちょっと大げさな角度に倒れていますが、
ほどよく体が一番軽く、足もけっていない前傾角度が
見つかります。
これだと歩いても疲れにくく、走りにも生かせるはずです。

実は、高校生球児とプロ野球選手、見ていて何が違うかというと
走り方です。
ヤクルトのセンター青木が守備交代で帰ってくるときは
まさしくこのような足の運びをしているのです。
余分な力がかかっていません。

ジャンプしながら宙に浮くような走りは直したほうが効率的に
体が使えます。是非、歩きから工夫しましょう。
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野球と釣りと新ソファー

2006-09-25 09:59:42 | 蒲刈・とびしま海道
秋分の日に続いて日曜日も最高の天気に恵まれました。
さてさて、こんな日はしっかりトレーニングです。

今回の日曜日は、ソフトテニスと野球、両方やりました。
やってると思ったことは、野球とソフトテニスはとても
似た動きがあります。
たとえばショートでゴロを捕球してセカンドに投げる。
体の部分はこの時、フォアハンドに良く似ています。
野球のある場面を想定して教えるとわかりやすいようです。

今日も感じましたよ。
空気の良さです。呼吸がとても楽。
早稲田実業の斉藤投手の影響で酸素が流行っているといいますが、
まさにこれなんですね。田舎の空気が良い場所で
しっかり吸い込んでトレーニング。いいです。

夕方は、「野球ときどき釣りグルメ」にしたがって
釣りに行きました。



橋の向こうに見えるかすんだ島ですが、地図で見るとこのあたり
最近、空気がとても澄んでいて遠くまで見えます。



波止場の街灯の上にはいつものようにかもめ。
今日もメバル中心ですが、一匹変わったものがつれました。
比較するものがないのですが18センチぐらいでしょうか、
いい手ごたえでした。



この釣りのポイントは、前に島があるため夕日は見えません。
しかし上空は、東は青く西は赤くなって海の色も時間とともに
変化して、これもまた瀬戸内のすばらしい景色なのです。



今日の早朝も一人だけ調整してきました。
休日に受けるので8時前に待ち合わせ。
終了と同時に予定していた新しいソファーが届きました。

部屋の模様替えです。
前に来店された方はキッチンテーブルがあったのを憶えて
いらっしゃるでしょうか、その場所にローソファーを
おいたのですが、これが低すぎて疲れる。
そこで再度模様替えとなりました。
自分のためでもあります。ここで読書の秋を満喫したいと
思います。
といっても整体関係が主になるんだろうと思います。

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野球の道具

2006-09-22 23:21:19 | 野球
今日の朝刊に、高校生ドラフト候補選手という記事が載っていました。
高校生の野球人口からするとかなり狭い門ですね。

この候補者はすべてが甲子園で活躍したかというと、
なんと半数近くが甲子園には出ていません。
さすがにスカウトは、試合結果ではなく細かい情報を
持っているのですね。

たとえば、駒大苫小牧と対戦して敗れたものの被安打が
とても少なかった投手などです。

そして、ドラフト候補者の共通する特徴といえば
レギュラーになったりベンチに入るのが早いです。
早い人は1年生からベンチ入りしています。

これで考えることは、高校選びです。
一般には強い学校に行きたがる子が多いです。
しかし、見かたを変えてみると過去の歴史で強い弱いより、
自分がそこの野球部でレギュラーになれるかどうか
のほうが大事なのではないかということです。

弱い高校で2年生でベンチ入りできることと、強いといわれている高校
だとしても、3年生でも補欠のままというのを比べると、
野球を続けてきたということでどちらが納得いくかわかりません。

・・・と、こんなことを考えながら
気長に、壊れないフォームを意識しつつ練習しています。
中学生で大事なのは、投げる、打つのフォームがきれいにできること。
特に変化球を覚えるよりもストレートをいかにきれいに投げるか
ということに重点をおきたいと思います。

今年は他の中学生のクラブチームの野球の試合など見ましたが、
どうも練習の負荷の大きさに重点が置かれていて
フォームは、う~ん という感じで、
もったいないなぁと思います。
型は悪いけど、とてもうまい!ということはあり得ないでしょうね。



そこで、最近我が家で気にいっているのがこれです。
ストレートをきれいに投げるためのものですが、
これでも結構な値段(5000円ほど)
レベルはどうであれ、綺麗なフォーム=壊れない体と考えています。

迷った末に買ってみると、なんと効果抜群。
球ではないので綺麗に投げないとまっすぐにいってくれません。
これを使った後のキャッチボールでは伸びが明らかに違います。
おもしろい道具があるものです。
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中学校の総合授業

2006-09-21 10:51:15 | 家族
学校の授業で総合というものがあるらしいです。

今回のテーマは、「地域で釣れる魚」だったのか
「地域の伝統料理」だったのか、よく聞いていません。

何をしたかというと、授業時間に釣りをします。
連れた魚を料理します。



授業で釣りができるというのはなかなかないと思います。
これは、全員ではなく、生徒がそれぞれにテーマをあげて
ということのようです。



普段から、目の前に海があるのに釣りを楽しまないとねといっている
次男は、釣りを選んで魚料理に挑戦します。



釣れたのは小さいけど、メバルです。
小エビで釣るのですがわりと短時間で成果は上がったようです。



焼けました。熱々のまま身をほぐしてすり鉢で身をつぶしていきます。



この料理は学校でというだけ時間もないので自宅で作成して
デジカメで写して報告をするということになりました。
今回の写真もそのために写したもので見に行ったわけではありません。


「さつま汁」を作ります。
これは愛媛の名物料理ですが海をはさんで近いのでこの地方にも
伝わっています。愛媛では鯛やいりこを使うようです。
我が家では、白身の魚、今ならキスなど夏ならイサキなどでも
作ります。



さて、身を小さくしたらそこに味噌と水、すりゴマ、ダシの素をいれて
まぜます。
あとはご飯にかけてねぎを上から載せて食べます。

我が家ではご飯は熱々、この汁は冷やしておいて
かけます。讃岐うどんにもあるようですが、
熱い冷たいをあわせます。これが絶妙な味になります。

一度、魚を買ってでもお試しください。

本当は、味噌とダシは何で組み合わせるかはその地方や家庭によって
違いがあると思いますが、簡単でうまいものを作るというのが
「さつま」妻を助けるという言葉の由来だそうです。



土の器工房さんの茶碗で どうぞ。   まいう~ といって食べていました。
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