奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

白い悪魔

2025年02月25日 | 奈良大学お勉強日記

今年はここ数十年で一番の大雪だったとの体感。

今日からどんどんと温かくなるとの予報。

それはそれで困るんだけど。

一挙に雪が解けたら、それはそれで大災害になりかねない。

 

私が小学生の頃はこんなくらい降ったよなと思うけど、

ここ数十年は記憶にないくらいの大雪。

故郷新潟も連日テレビ放映されておりました。

 

毎日まいにち雪雪雪雪で。

新潟の場合、雪が降っていなければ「晴れている」でした。

しかしおひさまを拝むことはかなわない。

厚い雲に阻まれてぼんやりと明るくなるだけの「晴れ」

冬は11月の下旬ころから、雪雪雪雪。

雪が降っていない←これが晴れているという意味。

それ以外は。

雪が降っている。

雪がとても降っている。

雪がかなり降っている。

雪がとんでもなく降っている。

目も開けられない、吹雪、地吹雪…。

それが三月まで続く。

 

新潟県はかつて「裏日本」と呼ばれていましたが、

本当に表日本のひとからしたら、別世界なんだろうなあと。

 

かつて東京で働いていた頃、上越新幹線で新潟から東京へ向かうトンネルを抜けると

雪国ならぬ、空っ風の、雪のない土地。

雪国から出かけたのに、途中でまったく雪のない街を通って東京へつく。

ああ、「角さん」はこういう不便を解消したかったのだろうなあと。

 

雪は人を殺します。

白い悪魔です。

春になったら、嘘のように消えてなくなるのに。

毎日降り続き、雪国の人を絶望させます。

 

雪を見に来たというインバウンドの人。

雪のけを体験して楽しかったという人。

それは良かったですね。

でも、そこで生きている人は大変なのです。

 

雪見風呂とか、雪見酒とか、風流な楽しみのようですが。

現地ではそんな気分にはなれないほど降ります。

雪を楽しむなんて、特に今年の雪では無理だったでしょうね。

雪が降らないと困る人もいれば、雪が降れば困る人もいる。

 

雪は降って良し、降らなくてよし。

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