奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

気がつけば六月

2007年06月01日 | 奈良大学お勉強日記
ちゅうわけで、(どんなワケ?)ネット環境が戻ってきました。
たった半月でも、長い長い。

この間に激動の二週間を過ごしていたわけで、
近年稀に見るあわただしい期間でした。

なもんだから、モチロン(?)テキストなんて開いているヒマはございません。
自主スクーリングだけは着々とこなしておりますが、
レポート&試験の、正規(?)の学習にはなかなか入れなくて。
本箱は整備して、テキストの位置だけは特等席を用意したんですが。
その出番をいまや遅しとお待ちいただいている状態です。



本日、転入届を出してきたので、これで私も大阪府民。
難波宮のニンゲンですよ(ウソ)

まあ、私からすれば、難波宮なんてものは
奈良の都の『都落ち』って信条ですから、
聖武天皇のように点々と都を変えて流浪の民と化しても、
いずれは『奈良の都』に戻りたいもんだと思っております。



今までは生駒山のお膝元に住んでいたから、私にとって生駒山は特別な山。
だもんで、新居は「生駒が見える場所」ってのが譲れないポイントだったので、
現在の新居(の私のパソコンの前の窓)からは生駒山がよく見えます。

「うつそみの人なる我や明日よりは二上山を弟背と我が見む」

大伯皇女が二上山を大津皇子として眺めたように、
私も毎日生駒山を眺めて涙してます(マジ)

「采女の袖吹きかへす明日香風都を遠みいたずらに吹く」

先日の万葉リレーウォークの時、生の明日香風を感じてきたので痛く心に染み入ります。
明日香の地から、藤原京に都が移ったっていっても、現代の感覚でいえば、
全然離れていないような距離ですが、それでも当時の人々にとってみれば、
その距離はもとより、「この地から移っていってしまった」
という事実の方が重かったのではないかと。

車も電車もある現代の私が、たかだか30分ほどの距離の移動をこれほどまでに
嘆いているんだから、昔のヒトがその距離と空間の移動に感傷的になるのも無理ないか、と。
こうやって万葉人の心を慮ることもまた、勉強かと(こじつけ)

さあ、日曜日は現代美術史の自主スクとなりそうです(謎)
しばらくは、勝手スクオンリーの学習になりそうですが…。
うかうかしていると、今年も半分終わっちゃうよ(大汗) 
コメント (6)
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