奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

終わりよければすべてヨシ

2021年06月21日 | 色々・モシクハお勉強
令和三年六月二十日。
奈良博の法隆寺展が閉幕しました。
周辺の府県が非常事態宣言やら、まん延防止等重点措置が出ていたにもかかわらず、
奈良県はそういうものとは無縁だったので(それもどうかと思ったが)奈良博は頑張りました。
いつ奈良博も臨時休館が出るか冷や冷やしましたが、
なんとか最終日まで連日開館することが出来て、本当に本当によかったです。

時同じく、同日、東博の鳥獣戯画展もめでたく閉幕。
こちらは奈良博とは異なり、開幕→臨時休館→休館延長→会期延長決定→休館解除→再開→閉幕
と紆余曲折を経て、この日を迎えることができました。
このまま臨時休館のまま閉幕を迎えてしまうのか?と思いましたが、
会期延長が決まった時のミラクル感と言ったら…あり得ないほどの感動。
わたしは残念ながらいけませんでしたが、行けた方見られた方おめでとうございました。
そして、この展覧会に関わった方々、延長決定に尽力して下さった方々、ありがとうございました。

明日からは、トーハクにて聖林寺の十一面観音様の公開が始まります。
ああ、なんて劇的な幕切れだったんだートーハクも、奈良博も。

去年今年と大きなイベントがめじろ押しだったにもかかわらず、
このCOVID-19騒動のせいでなくなってしまったことがたくさんありました。
それでも、そんな中でも、博物館はふんばり、感染対策をとり、館を開け、人を迎えてきました。

通常であれば、とんでもない数の人が並び、おすなおすなの中、展示物を見たでしょうが、
入れる人数を制限して開催したため、見る側としてはとてもゆったりと見られました。
しかしそれはとりもなおさず、収入源ということにも直結していたわけで。
博物館にとってはマイナス。
どんだけ経済的損失あったんでしょうね。
(下世話なことだけど、大事な話)

私にできることは、せっせと開いている館に行き、
入館料を払い、グッズを買い、友の会に入り、講演会を聞き、
微々たる量の投げ銭をして、経済的に支え、
「面白かったです」「よかったです」の声をアンケートやSNSで直接伝えること。
それくらいしかできないですが、これからも行きますわよ、博物館・美術館etc。

世の中から博物館がなくなったら…そんなこと考えるだけでも怖い。

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