7月10日 よみがえる正倉院宝物---を新潟県立近代美術館で見てきました。
ちょっと新潟へ行く用事があり、その帰りに立ち寄ることに。
あまり土地勘がないところなので、予習はたっぷり(ダンナがしました)
奈良をはじめとして、全国巡回をする予定でしたが、
このコロナ蔓延のため、開催を取りやめたところもあり、
新潟での開催もどうなることやらと思っていましたが、
ちょうど状態が落ち着いている(ともいえませんでしたが)頃なので、
思い切って行って見ることにしました。
(この後、東京へも巡回の予定ですが…そんな先のことは判らないし)
これらの展示品はすべて模造品。
本物ではありません。
だからといって、けっして価値が低いものではありません。
この現物が造られた当初の技法と、同等の原料を用いて作られているものですので、
現在正倉院院宝物となっているお宝の、作られた当初の姿を目にできるものです。
とはいえ、作られた当初は言い過ぎだな。
出展されていた模造品には昭和・平成の時代のみならず、
明治の初めの頃に作られたものもありますので、
それからすでに100年以上たっているものもあるし。
まあ、1300年以上昔に作られたものと比べたら、よほど新しいといっていいかと。
本家、正倉院展でも大人気の『螺鈿紫檀五弦琵琶(らでんしたんのごげんびわ)』は、
私が見た前期の展示では平成23年~30年(2011~18年)に制作された、
マジびかぴかの新造品。作られた当初はこんな感じだったのねってのが見て取れました。
現在の琵琶は四弦(糸が四本はってあるもの)だけど、
螺鈿紫檀五弦琵琶は文字通り、五絃、五本の弦がはってある琵琶。
かつては世界にも五弦の琵琶は存在し、流通し、日本にももたらされましたが、
現在では世界中から失われ、唯一日本の正倉院に納められたものだけが、
ひっそりと保管され続けてきたという奇跡。
ミラクル!
もう、模造か本物かなんてどうでもよくなります。
というか、模造というものの、それらの宝物を作ったのと、
同じ技術がないと模造もできないわけで。
技術者とそれらを作る技術が存在しなければできません。
それが、日本には、あったってことです。
ミラクル!!
ものはあるけど、技術は廃れたとなると復元も模造もできないわけ。
日本はそういう手わざが素晴らしいのだな。
伊勢神宮の二十年ごとに新しい宮を作り、神様に捧げるお宝もすべて作り直ししますが、
あれも、二十年ごとに新しいものを作ることで、技術を継承しているという説もあります。
昔から同じように、20年前に作られたものと、同じものを作り続けることによって、
その技術が継承される。もの、のみならず、技術も次の世代へと継承されていく。
なんと素晴らしい仕組みなんでしょう。
ミラクル!!!
大体1時間もあれば見られるかなと思いましたが、一時間半はかかりました。
本家の正倉院展だとなかなか人が多くて見るのに難儀しますが、
間近で、じっくりと眺めることができますので、新潟の方、
滅多にない機会ですので、どうぞ見に行って下さい。
そして、展示会場を出たら、お楽しみは買い物。
この展覧会グッズを爆買い(?)することに。
奈良のお友達がこの展覧会を奈良でイの一番に見に行った時に、
螺鈿紫檀五絃の琵琶を模したチャームの中にマイバッグが入っているものを買ってまして。
それが「( ・∀・)イイ!!」「欲しい!!」ってなったものの、
前述の通り行けずじまいが続き。
それがとうとう、目の前にあるんですもの。
即買いです。
その他に螺鈿玉帯箱(らでんぎょくたいばこ)を模した
缶カン(キャンディ入り)も欲しかったもの。
これもすごいんですよ。この箱自体がお宝なんですが、
もとはといえば、紺玉帯(こんぎょくたいおび)という、
ラピスラズリがぐるっとあしらわれた帯(ベルト)を入れる箱なのです。
主従関係でいえば、帯がメインで、箱はあくまでも従。
それなのに、宝物をいれる箱にすら螺鈿装飾を施したりして飾り立てるなんて。
日本人恐るべし。
この箱もどうしてもほしくて、展覧会に行きたかったのもこのせいっていう(笑)
五弦琵琶のチャームは実は、通販でも売っているのですが、
螺鈿玉帯箱は展覧会限定グッズってことで、現地に足を運ばないと売ってない。
それも見つけ次第、買い物かごへ(ははは)
後は「あら、龍村織物の裂?いただくわ~」
「正倉院文様の折り紙?いいんじゃない?」
「正倉院型の紙パッケージの瓦せんべい?欲しい欲しい!」
ポイポイ♪
図録はどうしようかなと思っていたんだけど、
レジ脇に「図録お買い上げの方先着〇名様に、掲示ポスタープレゼント」
と書いてあったのを見て「いただくわ!!」
巷に貼ってあるサイズのポスターをくれるというので、
ついつい買ってしまいました(ははは)
しかもこれ、新潟県立近代美術館の名前が入っているもので、レアもの。
(あれ、奈良博でもそんなのやっていたのかな?新潟限定かな)
後は、三輪素麺やら、みそせんべいやら、鹿さんサブレやら、
見慣れたものがありまして♪
おお、新潟で奈良じゃん、としみじみ。
うれしかったです。懐かしかったです。
値段も見ずにポイポイ買って、一万円以内(笑)
まあ、今までの積年の思いが積み重なったものなので、
これくらいの散財はいいか~(わはは)
とっても良かったです。行ってよかった。
新潟の方、奈良は遠いですが、今なら長岡で見られますのでぜひ一度どうぞ。
そして、スゴイいいな!って思ったら、ぜひ奈良へもお越しください。
(って私はいませんけど、へへへ)
ちょっと新潟へ行く用事があり、その帰りに立ち寄ることに。
あまり土地勘がないところなので、予習はたっぷり(ダンナがしました)
奈良をはじめとして、全国巡回をする予定でしたが、
このコロナ蔓延のため、開催を取りやめたところもあり、
新潟での開催もどうなることやらと思っていましたが、
ちょうど状態が落ち着いている(ともいえませんでしたが)頃なので、
思い切って行って見ることにしました。
(この後、東京へも巡回の予定ですが…そんな先のことは判らないし)
これらの展示品はすべて模造品。
本物ではありません。
だからといって、けっして価値が低いものではありません。
この現物が造られた当初の技法と、同等の原料を用いて作られているものですので、
現在正倉院院宝物となっているお宝の、作られた当初の姿を目にできるものです。
とはいえ、作られた当初は言い過ぎだな。
出展されていた模造品には昭和・平成の時代のみならず、
明治の初めの頃に作られたものもありますので、
それからすでに100年以上たっているものもあるし。
まあ、1300年以上昔に作られたものと比べたら、よほど新しいといっていいかと。
本家、正倉院展でも大人気の『螺鈿紫檀五弦琵琶(らでんしたんのごげんびわ)』は、
私が見た前期の展示では平成23年~30年(2011~18年)に制作された、
マジびかぴかの新造品。作られた当初はこんな感じだったのねってのが見て取れました。
現在の琵琶は四弦(糸が四本はってあるもの)だけど、
螺鈿紫檀五弦琵琶は文字通り、五絃、五本の弦がはってある琵琶。
かつては世界にも五弦の琵琶は存在し、流通し、日本にももたらされましたが、
現在では世界中から失われ、唯一日本の正倉院に納められたものだけが、
ひっそりと保管され続けてきたという奇跡。
ミラクル!
もう、模造か本物かなんてどうでもよくなります。
というか、模造というものの、それらの宝物を作ったのと、
同じ技術がないと模造もできないわけで。
技術者とそれらを作る技術が存在しなければできません。
それが、日本には、あったってことです。
ミラクル!!
ものはあるけど、技術は廃れたとなると復元も模造もできないわけ。
日本はそういう手わざが素晴らしいのだな。
伊勢神宮の二十年ごとに新しい宮を作り、神様に捧げるお宝もすべて作り直ししますが、
あれも、二十年ごとに新しいものを作ることで、技術を継承しているという説もあります。
昔から同じように、20年前に作られたものと、同じものを作り続けることによって、
その技術が継承される。もの、のみならず、技術も次の世代へと継承されていく。
なんと素晴らしい仕組みなんでしょう。
ミラクル!!!
大体1時間もあれば見られるかなと思いましたが、一時間半はかかりました。
本家の正倉院展だとなかなか人が多くて見るのに難儀しますが、
間近で、じっくりと眺めることができますので、新潟の方、
滅多にない機会ですので、どうぞ見に行って下さい。
そして、展示会場を出たら、お楽しみは買い物。
この展覧会グッズを爆買い(?)することに。
奈良のお友達がこの展覧会を奈良でイの一番に見に行った時に、
螺鈿紫檀五絃の琵琶を模したチャームの中にマイバッグが入っているものを買ってまして。
それが「( ・∀・)イイ!!」「欲しい!!」ってなったものの、
前述の通り行けずじまいが続き。
それがとうとう、目の前にあるんですもの。
即買いです。
その他に螺鈿玉帯箱(らでんぎょくたいばこ)を模した
缶カン(キャンディ入り)も欲しかったもの。
これもすごいんですよ。この箱自体がお宝なんですが、
もとはといえば、紺玉帯(こんぎょくたいおび)という、
ラピスラズリがぐるっとあしらわれた帯(ベルト)を入れる箱なのです。
主従関係でいえば、帯がメインで、箱はあくまでも従。
それなのに、宝物をいれる箱にすら螺鈿装飾を施したりして飾り立てるなんて。
日本人恐るべし。
この箱もどうしてもほしくて、展覧会に行きたかったのもこのせいっていう(笑)
五弦琵琶のチャームは実は、通販でも売っているのですが、
螺鈿玉帯箱は展覧会限定グッズってことで、現地に足を運ばないと売ってない。
それも見つけ次第、買い物かごへ(ははは)
後は「あら、龍村織物の裂?いただくわ~」
「正倉院文様の折り紙?いいんじゃない?」
「正倉院型の紙パッケージの瓦せんべい?欲しい欲しい!」
ポイポイ♪
図録はどうしようかなと思っていたんだけど、
レジ脇に「図録お買い上げの方先着〇名様に、掲示ポスタープレゼント」
と書いてあったのを見て「いただくわ!!」
巷に貼ってあるサイズのポスターをくれるというので、
ついつい買ってしまいました(ははは)
しかもこれ、新潟県立近代美術館の名前が入っているもので、レアもの。
(あれ、奈良博でもそんなのやっていたのかな?新潟限定かな)
後は、三輪素麺やら、みそせんべいやら、鹿さんサブレやら、
見慣れたものがありまして♪
おお、新潟で奈良じゃん、としみじみ。
うれしかったです。懐かしかったです。
値段も見ずにポイポイ買って、一万円以内(笑)
まあ、今までの積年の思いが積み重なったものなので、
これくらいの散財はいいか~(わはは)
とっても良かったです。行ってよかった。
新潟の方、奈良は遠いですが、今なら長岡で見られますのでぜひ一度どうぞ。
そして、スゴイいいな!って思ったら、ぜひ奈良へもお越しください。
(って私はいませんけど、へへへ)
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