建国記念の日の今日、息子と新見美術館で開催中の富岡鉄斎展を見に行きました。
これは、新見美術館開館25周年記念企画展Ⅰで、富岡鉄斎没後90年にあたる開催だそうです。
実は鉄斎は、画家だけではなく学者としても有名であったようですし、今回のチラシによると「自らは終生、画家ではなく学者であると自負し、文人の理想である「万巻の書を読み、万里の路を行く」を実践し、全国を歴遊、その知見を広めていきました」とあります。
そして、同じくチラシには、「中国や日本の故事をはじめ、文学、儒学、仏教、哲学、煎茶、神仙思想などを吸収し、それらに裏付けられた作品」という記述もあります。
僕のお気に入りは、やはり自分が静岡県出身だからでしょうか、富士山を描いた「富嶽図」でした。
これは、友人が富士登山をした時に持ち帰った富士山の水を使って墨をすり、描いたものだそうです。
(本展のチラシをお持ちの方は、チラシの裏面上部に示されている絵です。)
ちなみに、富岡鉄斎、絵に書く署名は、旧字体の「鐡」の字を使っていました。ですから、「鐡斎」と表記するほうがいいのかもしれませんね。
また、小企画展として、大桐國光氏の彫刻作品が1階に展示されていました。
大桐氏の彫刻作品は、美術館入口にも常時展示されていますし、実は、新見公立大学・短期大学内の学術交流センター入り口ホールにも展示されています(新見市学術交流センターの作品紹介:大桐國光作『髪を洗う女』参照)。
この展覧会、3月15日(日)までの開催です(月曜日は休館)。
お近くの皆さんもぜひ見に行くといいと思います。
美術館を訪問した際には、庭園を見るのも忘れないでください。
前回の新見美術館鑑賞については、新見美術館秋季特別展「本池秀夫 革の世界」鑑賞(2014年11月3日)をご覧ください。
これは、新見美術館開館25周年記念企画展Ⅰで、富岡鉄斎没後90年にあたる開催だそうです。
実は鉄斎は、画家だけではなく学者としても有名であったようですし、今回のチラシによると「自らは終生、画家ではなく学者であると自負し、文人の理想である「万巻の書を読み、万里の路を行く」を実践し、全国を歴遊、その知見を広めていきました」とあります。
そして、同じくチラシには、「中国や日本の故事をはじめ、文学、儒学、仏教、哲学、煎茶、神仙思想などを吸収し、それらに裏付けられた作品」という記述もあります。
僕のお気に入りは、やはり自分が静岡県出身だからでしょうか、富士山を描いた「富嶽図」でした。
これは、友人が富士登山をした時に持ち帰った富士山の水を使って墨をすり、描いたものだそうです。
(本展のチラシをお持ちの方は、チラシの裏面上部に示されている絵です。)
ちなみに、富岡鉄斎、絵に書く署名は、旧字体の「鐡」の字を使っていました。ですから、「鐡斎」と表記するほうがいいのかもしれませんね。
また、小企画展として、大桐國光氏の彫刻作品が1階に展示されていました。
大桐氏の彫刻作品は、美術館入口にも常時展示されていますし、実は、新見公立大学・短期大学内の学術交流センター入り口ホールにも展示されています(新見市学術交流センターの作品紹介:大桐國光作『髪を洗う女』参照)。
この展覧会、3月15日(日)までの開催です(月曜日は休館)。
お近くの皆さんもぜひ見に行くといいと思います。
美術館を訪問した際には、庭園を見るのも忘れないでください。
前回の新見美術館鑑賞については、新見美術館秋季特別展「本池秀夫 革の世界」鑑賞(2014年11月3日)をご覧ください。