27 昭和村再訪２

　めざすは矢ノ原湿原。日本で２番目に古い湿原とある。１番を調べてみたら、１０万年前まで遡れる長野県の飯綱東高原にある逆谷地湿原とのこと。
それはそれでロマンがある。国道400号を金山方面へ。昭和中学校と並んで看板があるから迷うことはない。道路も舗装されている。発見。静けさに包まれた沼だ。

でも駐車場がない。路肩に寄せて駐めた。湧き水を汲んでいる軽トラのおじさんに声をかけた。「昭和村にはいっぱい湧き水がある。いいよ～」　（納得）村を紹介するパンフにもたくさんの湧き水の紹介がある。

　おや？立て看板発見。戊辰戦争で会津のお城が落城後にここで戦いがあり、野村新平なる25才の若者が命を落としたとある。
←奥の祠が墓
　湿原の周りは歩けるのだが、木道は一部しか整備されていない。鳥のさえずり、ちょうど良い時節となった。

　終わりかけの水芭蕉が少しだけ姿をとどめていた。

　しかしてその湧き水。こんこんとわいている水が湿原を潤していた。