前回は6/12、ちょうど2か月後の8/12、K2と出かけました。少し遅れて7時20分に登りはじめ。(後でわかることなのですが、しっかり時間を読んでおかないと、下山に影響します。これがへとへとになる理由だったのです。何事も経験してわかります。)
登り始めは急登が続きます。しかし、会津駒は、ブナの根が階段の役目をしてくれて、登りやすいのです。一歩一歩ゆっくりゆっくりです。
途中水場で休憩。八王子から来た「栗城さん」と楽しく話ができました。(「マツキヨで買ったんです。」というレモンのドライフルーツをいただき、ことのほかおいしかったこと)森林限界を過ぎると、一気に視界が開け、アルプスの少女ハイジの家を思わせる草原と山小屋が見えてきます。これまでの疲れを忘れ去る瞬間です。
←ここからの木道のおかげで比較的楽しく登れます。
11時10分「駒の小屋」へ到着。大休止です。大きな池塘に会津駒ケ岳最高峰が映っています。
ここから先はずっと木道が整備され歩きやすいことも、会津駒ケ岳の人気の一つでしょう。約15分で標高2,132.4m頂上へ到着。
←海の日に登った東北最高峰「燧ケ岳」がよく見えます。
この先お花畑のある中門岳へ。ならだかな尾根歩きです。2月前はまだ雪のあったこんな景色も今はニッコウキスゲが咲くこんな景色に。自然の営みの大きさに畏敬と感動を覚えます。
K2の登りと同じくらい険しい表情も一気に緩み、感嘆符の連続です。
山登りを始めたばかりですが、息を弾ませながら登っているとき、こういう景色の中に身をおくとき、うまく言えませんがその時を楽しんで一生懸命になっている自分と、成し遂げた喜びがあるから、登るのです。(お盆に親戚からなぜ山登りするの、と問われその時は答えられなかったのですが、すべてではない自分の答えの断片です。)
登り始めの遅さと上でゆっくりしすぎたため、忙しく下りました。これが疲れの原因。(翌日以降特にK2の歩き方は大変でした)下山後、桧枝岐の民宿で温泉につかり、イワナの刺身と山人料理を堪能できました。
時はお盆真っただ中。悲しい物語のある六地蔵も、とても可愛らしい服を着てなんとも愛らしいこと。