みんなKK

家族のイニシャルが4人ともKKです。今もたぶんこれからもずっと・・

かなり迷いましたがここからまたみんなが歩み始めています。

2011-10-30 | Weblog
 職場の同僚がこの町の出身です。彼のお宅は津波の被害を受けませんでしたが、しばらくは海岸へ行けなかったそうです。そして、私もテレビや雑誌で見ていたその場へ行きました。その恐怖、絶望、虚脱、憎しみなどの感情は自分の心で渦巻くだけで、荒涼とした住宅の跡地に立つと足が動かず胸が詰まるばかりでした。行ってみたらわかるんです。軽い気分の観光なんて気分にはなれるはずがないのです。

 あとは写真を見てそれぞれに思ってもらえたらそれで十分です。

(建っている家にも人はいませんでした)

(校庭はがれきが積まれ校舎が見えません)
 
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笑った顔しか思い出せません。

2011-10-25 | Weblog
 笑っている顔しか思い出せません。少し早口で、10も年下の私を気遣い「大丈夫だ!」と安心感をもらってばかりでした。自分の過去の悪さを屈託なく話し、お寺の催し物があると誘ってくれ、地域と子ども達のことに殊の外心を配ってくれました。この人のために何かしてあげなきゃ、と思わせる雰囲気がいつもありました。
 きっと多くの人に同じように接して自分の持っている力をあますことなく与えてくれたから、たくさんの人が最後のお別れに来ていました。突然の事故は悲しいです。ちょうどに2ヶ月前の25日、お会いしたのが最後でした。珍しく一つだけ私に自分の弱みを見せてくれました。(ちゃんと電話して話しをしておきましたよ!大丈夫です。)
 「いつでも来らし」、と側で言っている声が聞こえます。出得たことに心から感謝します。ゆっくり休んでください。悲しい顔が嫌いなのはわかっているので、ここまでにします。正一さん、ありがとうございました。
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10月22,23日

2011-10-23 | Weblog
●雨K3を乗せてあづま陸上競技場へ。その足でひうち祭へ。久しぶりで背丈が成長した1年生と逢う。屋体にこだまする歌声は魂が震えるものだ。K3をpickするためそのままあづまへ。中通りを端から端に400km走る。ど~ん、と花火の音。町では復興祭と称してイベントが行われており、たくさんの花火を家のベランダから眺められた。

●朝一騒動あり、またまたあづまへ。(帰りは学校のバス)公園の欅は色づき始めていた。この葉がおちると、厳しい冬がやってくる。

訳あって一人で那須アウトレットへ。普段着でそこらのスーパーに行く感覚で出掛けたため何となく不釣り合いだったかも。まあいいや。それにしても大渋滞には驚いたわ。

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何度唱えても胸が詰まる

2011-10-19 | Weblog
 今だから、この詩がぐっと心に響きます。普通であることが実は一番幸せであると気づかされます。今日は研修会でこの詩を読んできました。僕らの仕事はこの夢を叶えてあげる手助けをすることです。(野田首相の所信表明で引用されたもの)職業として親として・・。
“福島に生まれて、福島で育って、福島で働く。福島で結婚して、福島で子どもを産んで、福島で子どもを育てる。福島で孫を見て、福島でひ孫を見て、福島で最期を過ごす。それが私の夢なのです。”
 そしてこのCMの歌を耳にしながらの毎日がありました。はっきりと思い出せない部分が幾つかありますが、ゆっくり振り返るとその時の気持ちまで思いだし今の生活に感謝しています。
http://www.youtube.com/watch?v=DCydaBYsR28
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あっちゃこっちゃいってけど、「・・・・・に」

2011-10-12 | Weblog
 震災から7ヶ月。今月も11日を境にして大きな地震があった。ここは震度3。放射線を取り除くというが、これは実はなかなかの手間がかかる。それでも現在の我々がやらねばならない大仕事である。今日は郡山に出張だったが帰る途中、「まげでらんに」という看板を見た。(富久山の辺りだったと思う)個人的にいい響きだと感じた。
 ※都会に住む方のために、「まげでらんに」=「負けていられない(ff)」
 (信濃川と万代橋)
(話はかわって)友人Hくんはブログで“マイベストオブユーミン”を特集していて、表層的なファンではないことがわかった。先日新潟へ行き、かの有名な万代橋を渡りながら頭の中にこの曲がかかってしまった。行き詰まっていた19歳の時初めて聴いて、更に底までぐっと落ち込んで、「まげでらんに」って思った。(トワイライトバージョンが似合うかも)
http://www.youtube.com/watch?v=tN2zrj-1Mrw&feature=related

 【今日立ち読みした本にあったこんな言葉】
“どんなに長く遠い旅をしても 必ず家に戻る そこが原点だから”
若い君たちは今旅の途中、そして生まれ育った家と別な家を探しているんだね。ぼくらが故郷を大事にする気持ちもそこに戻る家があるからなんだなあ。「まげでらんにばい!」
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秋の足どり、少しずつ

2011-10-11 | Weblog
(甲子大橋)
 10月中旬、山の上の方が少しずつ色づき始めたようだ。紅葉の時期がぐっと遅くなったなあ、と実感する。それだけ朝晩の冷え込みが緩くなった、ということだ。稲の刈り入れが盛んな頃になると朝靄が立つ日が多く、冷え込みとその日が晴れて仕事日和になることを子どもながらに感じ取ってきた。天然のミストシャワーの中を歩きながら、季節の変わり目を知ったのだが今は1ヶ月ほど遅くなっている、と思えるのは私だけかな。
(矢祭山付近)
http://www.youtube.com/watch?v=XL1X1ar953A&feature=related
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新そば祭<南会津町~田島~>

2011-10-10 | Weblog
 
 これから各地で新そば祭りが催される。今年は諸検査を経て、という条件付だ。車で1時間かからず南会津へいけるようになり、念願叶い催し物に足を運んでみた。(たいしたこと無いだろう)、と鷹を括っていたのが間違い!それはもう大盛況で座る場所がないほど。田島、南郷、舘岩、檜枝岐など奥会津の土地の旬のものを食することができた。まだ紅葉には早いが、木々が色づくと冬が駆け足でやってくる地域でもある。
(南郷の蕎麦)
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パワースポット<大山祇神社~福島県西会津町~>

2011-10-08 | Weblog
 
 “一生に一度の願いは三年つづけてお参りすれば、なじよな願いもききなさる「野沢の山の神様」”として福島県はもちろん新潟、山形県地方からの善男善女が多く、年間三十万近く訪れている処。
 今回は時間が無く、下宮のみ。歩いて1時間ほどの奥宮は次回へ。親娘三神が祀られており、水源水利の神、長寿の神、良縁安産の神だそうな。樹齢450年の杉並木があり戸隠あたりと相違ない地域信仰を集める気が満ちる場所だろう。
 
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パワースポット<永平寺(永平寺)~福井県~>

2011-10-06 | Weblog
 (ここは経堂)
 今から760年前(鎌倉時代)道元によって開かれた(テストにもよく出る)曹洞宗の大本山。小雨降る夕刻4時を過ぎは、観光客もほとんど無く深山幽谷の地はより一層神秘的になる。ここは10年ぶりに訪れた。法堂では雲水たちの夕方の読経が行われており、その一糸乱れぬ声は清浄にして心厳かになる。
(ゆく年くる年にも登場する鐘楼)
七堂伽藍を含め大小70余りの建物があるというから壮大だ。
(山門)
ここは永平寺の管貫(一番偉い僧)以外は正面から出入りできないそうだ。ただし、これから雲水になろうとする者と修行を終えて寺を出て行くときは通れるそうな。これから雲水になろうとする者はここで2時間ほど待たされ、その間に決心をする。

磨き上げられた廊下は気持ちがよい。掃除は自分の心を見つめ心も磨くことであるから大事だ。勝負事に勝ちたければ掃除を大事にするとよい。
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パワースポット<善光寺(ぜんこうじ)~長野県~>

2011-10-05 | Weblog

 「一生に一度は善光寺参り」「遠くとも一度は詣れ善光寺」「牛に引かれて善光寺」で有名な無宗派のお寺。長野駅から約1.8kmの参道は町並みも美しく、桂の街路樹が珍しく飽きなく歩けた。

 よく見ると「善」の字が牛に見える。いつ頃のものかはわからぬが広告としても面白い寺号である。「牛に引かれて善光寺」の民話も面白い。

 江戸時代から多くの人々を集めてきた場所であるがゆえに、堂々とした風格がある。すべての善男善女を迎え、阿弥陀如来と縁を結ぶと極楽往生が適うとされてきたから、現在とは社会世相を異とする時代故にその信仰も篤かったのだろう。写真は仁王門、その奥に山門、そして本堂がある。個人的には本堂裏の大奥の鎮魂碑と経堂に関心をもった。
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