8年前の12月、初めて鹿児島に行ったとき、鹿児島町歩きステーションhttp://kagoshima-machiaruki.jp/、にお願いしました。マニアックな「集成館コース」そこで出会ったボランティアガイドが、Kさんでした。そのわかりやすさと、しっかり学んでいらっしゃることは、話しぶりからすぐにわかり感動しきり。帰福後、お礼を申し上げその後も、桜島と暮らす鹿児島の人々の日常のレポート、桜島の降灰、桜島大根など福島でなかなかお目にかかれないものを送ってもらい、当時学ぶ子供たちに実物を紹介することができました。また、「東日本大震災」の際は、いち早く連絡を下さり、長野県への一時避難先の案内や鹿児島の水など頂戴しました。たった一度、しかもわずか3時間の出会いです。どうしてもお目にかかり、お礼が言いたい。ようやく念願叶い、その目的を果たすために、鹿児島へ行きました。これが3つ目にして、主たる目的です。
再会を殊の外喜んでいただき、丸1日かけて、市内を案内していただきました。特に、尚古集成館では教科書では知ることができない幕末の薩摩藩の殖産興業となぜ痛みを伴う戊辰戦争が起きたのか、について目から鱗の説明を聞くことができました。
また、噴煙が5000mにも達する大噴火を起こした桜島の「黒森の鳥居」がどうしてもみたいという私のわがままにも、「危険ならばやめます」とおっしゃりながらきっとお一人ならこのタイミングでは行かないであろう桜島を一周案内していただきました。
帰りは錦江湾に夕日が沈むころ。Kさんのあたたかな心と相まって、ことの他美しく見えました。
夕食は奥様と合流され、ご自宅近くにして行きつけの「さえ幸」さん。(今後鹿児島市へ行かれる方には、絶対おすすめのお店です)福島からくることをお店にお知らせし、首折れさば、くえ、などをはじめとして地鶏刺しまで用意してもらい鹿児島の味を堪能させていただきました。(お礼に伺ったのにかえってごちそうになりました)またお店のご主人・奥様とも親しく話をさせていただき、出会いにあらためて感謝でした。
〝デザートはお二人ですぐそこの「むじゃき」で食べてください。私たちはお店の前までご一緒し、お別れします″、と実にさりげなくもあたたかなお別れ。ぜひ福島へいらしていただけることを願っています。
←元祖「しろくま」 二人で1つで十分、とてもおいしい~