みんなKK

家族のイニシャルが4人ともKKです。今もたぶんこれからもずっと・・

蒲-がま-

2007-10-01 | Weblog
●江戸時代、ガマの油売りと言って大道芸人が傷薬の軟膏を売り歩く商売が有った。このガマとは、元はガマカエル(ヒキガエルの別名)ではなくこのガマの事で、口上にカエルを利用した。生薬としては「蒲黄」(ほおう)と呼ばれ、外用で傷薬となるようだ。

●さらに!K1は近所の蒲をみて蒲焼きを思い出した。そう!ウナギの蒲焼きだ。別に食べたいわけではないが、考えてみると最近食べてない。
 ご存じだろうが、現在の東京駅あたりは江戸時代以前は海であった。そこを埋め立てた。干潟が広がり、淡水と海水が入り交じるあたりはこの蒲の穂が茂っていたそうだ。そしてそこらにはウナギがよく捕れた。労働者たちはそれをぶつ切りにして、蒲の茎に刺し焼いて食べた。その形が蒲の穂によく似ていたことから、ウナギの蒲焼きと称する。今のように甘いタレなど無く、ダイナミックな料理だった。

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