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近頃は、藤沢周平の歴史物にはまっています。たそがれ清兵衛は、飛行機の中で観ましたが、武士の一分はみていません。特に映像化されたそれは関心がないのです。藤沢周平自身も、映像化されたものは原作とは別物だと述べているし、映像は忠実に原作を表現する必要もないと表している。K1としては、勝手に時間や空間を想像できる文学作品の方が、心底楽しめ生活に組み込みやすいのです。
明日から、関西へ修学旅行に行きます。たぶん読む時間はないでしょうが、気休めに持って行こう~と。
明日から、関西へ修学旅行に行きます。たぶん読む時間はないでしょうが、気休めに持って行こう~と。
最近のNHKのドラマや、映画でも話題になった「蝉時雨」が一番人気なのかもしれませんが、私が最初にはまったのが一連の「用心棒日月抄」シリーズです。主人公、青江又八郎と同じ用心棒稼業の相棒が、○○源太夫という貧乏で子沢山で酒好きな私と同じ苗字の男がいて、非常に人間味溢れるキャラです。
藤沢周平の本の好きなところは、「美しい心」が描かれているところなんだと思っています。雨を降らせた雲の隙間から一筋の光が射すような、最後には心が澄んだ気持ちにさせてもらえる小説を書かれているからだと思います。
私は、息子の名前に周平とつけました。