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日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

神戸に空港を作るバカ

2006年02月18日 19時12分18秒 | 社会
神戸空港が開港したらしい。
バカとしか思えん。

神戸空港は震災の前後など、田中康夫が反対運動に関係していたこともあって、
そこそこホットな話題だった。
いつの間にか工事をして、いつの間にか開港している。
第1便には神戸に縁のある乗務員が乗るとか、そんなことはどうでもいい。
震災から復興している、と言っているが、そんなことはない。
長田はやはり昔の通りにはなっていないし、むろん、死んだ人は戻ってこない。

根本的な疑問。
首都圏には「羽田」と「成田」の2つ。
それより人口の少ない関西には「大阪」「関空」と「神戸」の3つ。
(但馬にもあったっけ)
それだけ多くて、経営がやっていけるのか?

結局、「計画したから着工しないと」「着工したから完成させないと」とかいう
メンツや近視眼的な「もったいない」意識で作られているだけではないのか。
まして神戸は風向きの影響などで、着陸できない場合もそこそこある、と聞く。
次は「せっかく作ったんだから滑走路を増やそう」「延長しよう」とか、
「風が吹いていても着陸できる方角に滑走路を作ろう」とか、
そんな話がでてくるに決まっている。
目の前の「景気」(それとて享受する人間は限られている)に惹かれて
借金を後世に残すだけではないのか。
神戸株式会社が倒産して、困るのはその時の住民だろう。

「せっかく作った」という目の前のムダやその背景にある保守的、現状追認的な考えや、
「やめたら非難される」といったメンツを捨てて、
「作ったけど無駄だったからやめる」ように運動しなければ、
傷口からいつまでも出血し続けることになるぞ。
コメント (2)
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