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公約違反を認めて、早く手を打て

2008年03月15日 13時41分28秒 | 政治
年金名寄せ 政府、公約達成を強調 民主「終わったとはいえない」(産経新聞) - goo ニュース

「コンピュータでの照合ができたから、公約達成」なんて
思っている人は少ないのでは?
もし本気で与党がそのつもりだったとすると、
参議院選挙の際、最初から騙すつもりだったのだろう、と
思ってしまう。

しかし、ある程度「達成できなくても仕方がない」
と覚悟している人が多いと思う。
何十年もいい加減にやっていたことが、
そんなすぐに解決できないだろう、と思っている面があるだろうし。

優先してやって欲しいことは、
「なぜこのような事態になっているのか」(再発しないよな、まさか)と、
「できるだけ、不明になっている情報を集計して、
少しでも支払った保険料を還元する、ということだろう。
そして、責任の所在を明確にすること。

今、「公約違反だ」「公約違反でない」を論議の中心にするのは、
多くの人が求めていることとずれていると思う。
しかし「公約違反でない」と与党がムチャを言い出すと、
当然野党としては「何を言っているんだ」ということで
「公約違反」論争に踏み込んでいかざるを得ない。
# 本当に求められていることから目を逸らすために、
 あえて「公約違反ではない」とか言い出したのでは?なんて
 勘繰ってしまうところもあるが。

与党としてやるべきことは、
まずは「公約どおりできなかった、申し訳ない」と潔く謝罪するでは?
そして、状況・見通しを嘘偽りなく公表しながら
作業を引き続き進めていくことではないのか。
その中で、野党が「責任を追及する」ばかりで、
「真相を解明する」行動をとらなければ、
そこには国民から「それは後回しにして、まずは真相を解明せよ」という
声が出てくることもあるだろう。

「公約違反でない」なんてことを言い出して誤魔化そうとする姿勢は卑怯であり、
却って与党にその報いが来ると思うのだが。
コメント
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