朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

ますます解散されない…。

2008年04月27日 21時43分47秒 | 政治
衆院山口2区補選、民主・平岡氏が当選確実(読売新聞) - goo ニュース

予想通りではあるが、改めて福田の不人気ぶりが晒された感じ。

今後どうなるのか。

1.どれだけ叩かれようが、問責決議を突きつけられようが、
  無視して受け流し、首相の座に居座る。
  与党内で何も異論がなければ、こういう暴挙も可能だろう。

  「内閣改造」と称して、
  とりあえず一部の閣僚の首をすげかえて目先を誤魔化すのも、
  このパターンのオプションの一つ。

  いずれにせよ、この状況で解散するのは、
  国民にとっては正しいが、与党としては自爆行為で、
  それはやらないだろうな。

2.「このままだと次の選挙に勝てない、ヤバい」という、
  「国民のため」とかいった真っ当なものではない、
  ある意味歪んだ、
  でも昔から目先を誤魔化して自民党を延命させてきた危機感で、
  与党内から福田を下ろす動きが出てくる。
  例えば麻生とかを担ぎ出し、内閣支持率が上がったタイミングで
  「解散」に打って出る。

何か、結局、パターン1で突き進んでしまう気がする。
無力感はあるが、
これも、郵政解散の際に、与党に3分の2を預けてしまった、
我々のバカさ加減の報いだろう。
# マスコミは、この状況に加担したことを反省していないようだが。

どうすれば良いのだろう。
民意に従う気のない人間を替えるのは難しいなあ。
ありとあらゆる選挙で与党候補に票を入れないことなどで、
(与党議員の)草の根から「福田ではやっていけない」という
怨嗟の声が上がるように仕向けるしかないのかな。
コメント (1)
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春の「東京ラクゴリラ」

2008年04月27日 09時27分32秒 | 落語・講談・お笑い
昨日は、例によって高田馬場・三田でCDを借り替えて、神田へ。
お江戸日本橋亭で「ラクゴリラ」の会。
天気が悪いこともあり、50人足らず、というところかな。
丸6年で第12回、というのはよく続いていると思う。


「江戸荒物」瓶成:△+

鶴瓶の下の方の弟子。
愛嬌があって良い。
東京大阪比較マクラはよくあるネタだが、
「大阪の方が良い」というのは、東京ではマイナスだと思うのだが。

やや雑なところはあるが、部分部分で面白いところがある。
荒物屋のおかみさんが「しな」を作って見せるところは初めて見たが、
それは良かった。
「しばちにしがねえから」「ナメクジでも出たんか」など、
おかみさんとの掛け合いがないのは淋しい。

サゲの勘違いは、仕草をつけていた。
まあ、分かりやすくて良かった。


「いらちの愛宕詣り」花丸:△

「慌てるとろくなことがない」というマクラから。
全体に、クスグリの科白もあって、
「いらち」の性格付けが統一されておらず、分かりづらい。
あと、途中で道を尋ねるところで
首から提げている荷物から手を離してしまうのが
一瞬「あれ?」と思ってしまう。

お賽銭を上げるところで、
間違えるのではなく、最初から「一緒にやって返してもらおうとする」感じ。
間違えて放り込む方が、伝えるための科白を減らせるので良いと思うが。

後半は明るくポンポン進めていて良かった。
個人的には、文太の「ひょっとこ、はんにゃあ!」の歌い調子が好きなので、
そこには物足りなさを感じた。


「七度狐」つく枝:○+

ダイエットマクラ。明るく、面白い。
ネタは、ところどころ抜いているのが惜しい。
(山道での「おおかみ」とか)
時間の加減かな。

川渡りの雰囲気が良い。
喜六が「深いぞ言うたら押したらええねんな」を言うまでの
微妙な間、表情付けが面白い。
一緒にいる清八が本当に不安になるだろうな、というところ。
百姓連中ものんびりしていて、だまされている人間を見慣れているんだろう、
という雰囲気が出ていた。

「べちょたれ雑炊」で食べられないものに当たったときの表情が秀逸。
イモリを取り出す仕草とか。

このネタの難しいところかな、と思うのだが、
怖がるところ以降、どっちが話しているのかよく分からない。
どうでもいいのかも知れんが。
個人的には、実は清八の方が怖がりで、
「ねんねんよ」「今のはわいや」と言うのは喜六、という設定が好き。


「辻占茶屋」生喬:○-

同じくダイエットマクラ。
「富士山が見えると…」から占いの話になり、ネタに入る。
この人、このあたりの流れがきれいなのが良い。

全体に声が大きく、表情も濃く(クサく)押してくるのだが、
このネタではちとしんどい。
辻占や隣の唄に振り回されるところは、クサくて良かったのだが、
四ツ橋に出てからクサいのはしんどい。
もっと微妙な押し引きを出して欲しいところ。


「茶の湯」こごろう:○

マクラは「趣味」の話。
ただ、このネタは「知ったかぶり」に属する話だと思う。

冷静に考えると、けっこう妙なところがある。
青黄粉+ムクの皮、って、そんなに強烈な味になるか?
(単に薄い変な味のもの、って程度では?)とか。
「手水廻し」にも通じるが。
言っても仕方ないか。

「裏千家」「表千家」は、やはり下らなくて面白い。
あと、掛け軸の「根性」は初めて聞いたが、
勢いがついて良かったと思う。

爆笑ネタになっていたが、
このネタ、それがメインではないでしょ?という感想。
コメント
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