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大分だけなのか?

2008年07月12日 20時12分31秒 | 社会
教員採用汚職「組織的」反論できない…大分県教育長が会見(読売新聞) - goo ニュース

試験の結果を金品で歪める、というのは、
大学入試の「裏金」と同じ構造だろう。
今回はこれが公的な「教員採用」だったから「汚職」として
大々的に報じられた、ということなんだと思う。

しかし、合否の判定を特定の人間が変えられる構造になっており、
チェック体制が働かないのであれば、
このような事件が起こるのはある意味当然、と考えた方が良いと思う。
問題はこのような腐敗が起こる構図を放置してきたことだろう。
(放置してきた責任者が儲けていたのだから救い難いが。)

気になるのは、他の都道府県では起きていないのか?ということ。
同じ構図があり、チェック体制が整っていないのであれば、
他の自治体でもあり得る話なのでは?

そのあたりの報道を(寡聞にして)見聞きしていないのだが、
本当に大丈夫なのだろうか?
それとも、大分だけ何か特別な事情があったのだろうか?
そのあたりが気になる。

# 仮に、本当に試験の結果が重要だ、と思っていれば、
 このような汚職は起きなかったのかも知れない。
 「合格点を取れていない人を先生にして、取れた人を先生にしなくても、
 大きな問題はない」と大分の教育委員会が考えていたから
 (この考えは、間違いとは言い切れない)、
 別に「大したことじゃないや」と思って
 試験の結果を歪めたようにも思う。
コメント
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