歌舞伎の舞踊って、よく分からない。
「船弁慶」の後シテの妖気、
「身替座禅」「高坏」「棒縛」といった
陽気な松羽目物の面白みは何となく感じ取っているつもりなのだが、
それとて深いレベルで理解しているかどうかは疑問。
「綺麗だな」などと思ってそれで満足するのも一つの手だろうが、
全く理解しようと努力せずに放置するのも癪に障る。
ということで、三津五郎の本を買ってみた。
「坂東三津五郎 踊りの愉しみ」。
※画像をクリックすると楽天のページに飛びます
大きく3つの章立て。
第1章「舞踊の本質」では
舞踊で如何に体を動かすのか、どのようなことを意識しているのか、を述べ、
第2章「私の踊りを作ってくれた人々」では
三津五郎に踊りを教えてくれた師匠や教え方などを挙げ、
第3章「踊りのさまざま」で
具体的にいくつかの舞踊について、
坂東流の演じ方、7代目三津五郎を始めとする昔の人の話などを紹介する。
歌舞伎の歴史や昔の名優、演題や用語などをある程度知っている私には、
初めて聞く話も多かったが、全く何のことやら分からない、ということはなく、
丁度良いレベルかな、と感じた。
舞踊に限らず、舞台で何かを表現し、見てもらう立場の人間にとって
役に立つ発想、考え方もいろいろ書かれていて有益。
殆ど歌舞伎に触れたことのない人には、少し難しいかも知れない。
ただ私も、もう少し舞踊の基礎的な部分を理解しておれば、
もっと多くの情報を得られるかも知れない、と思う。
この中で紹介されていた
7代目三津五郎の「舞踊藝話」、
2代目松緑「踊りの心」といったところは、
また読んでいこう。
「船弁慶」の後シテの妖気、
「身替座禅」「高坏」「棒縛」といった
陽気な松羽目物の面白みは何となく感じ取っているつもりなのだが、
それとて深いレベルで理解しているかどうかは疑問。
「綺麗だな」などと思ってそれで満足するのも一つの手だろうが、
全く理解しようと努力せずに放置するのも癪に障る。
ということで、三津五郎の本を買ってみた。
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大きく3つの章立て。
第1章「舞踊の本質」では
舞踊で如何に体を動かすのか、どのようなことを意識しているのか、を述べ、
第2章「私の踊りを作ってくれた人々」では
三津五郎に踊りを教えてくれた師匠や教え方などを挙げ、
第3章「踊りのさまざま」で
具体的にいくつかの舞踊について、
坂東流の演じ方、7代目三津五郎を始めとする昔の人の話などを紹介する。
歌舞伎の歴史や昔の名優、演題や用語などをある程度知っている私には、
初めて聞く話も多かったが、全く何のことやら分からない、ということはなく、
丁度良いレベルかな、と感じた。
舞踊に限らず、舞台で何かを表現し、見てもらう立場の人間にとって
役に立つ発想、考え方もいろいろ書かれていて有益。
殆ど歌舞伎に触れたことのない人には、少し難しいかも知れない。
ただ私も、もう少し舞踊の基礎的な部分を理解しておれば、
もっと多くの情報を得られるかも知れない、と思う。
この中で紹介されていた
7代目三津五郎の「舞踊藝話」、
2代目松緑「踊りの心」といったところは、
また読んでいこう。