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「「日本でいちばん大切にしたい会社」がわかる100の指標」書感

2015年04月26日 16時37分57秒 | お仕事
「「日本でいちばん大切にしたい会社」がわかる100の指標」(坂本光司)読了。

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筆者は「日本でいちばん大切にしたい会社」というシリーズで、
全国の「いい会社」を紹介している。
この「「日本でいちばん大切にしたい会社」がわかる100の指標」は、
そのような「いい会社」の共通項を抽出し、「100の指標」としてまとめたもの。

そもそも「いい会社」とはどういう会社か。
「はじめに」では「過去10年以上赤字経営になったことがない」や
「売上高経常利益率が5%以上」といった数字の側面を挙げている。
そして企業業績を高めるための共通項を
「人の幸せの追求、そのことを最も大切にした経営活動が一貫して行われている」
点に見出している。

ここでの「人」は会社に関わる「全ての」人々であり、
「社員とその家族」
「社外社員(仕入先・協力工場・外注工場)とその家族」
「現在顧客と未来顧客」
「地域住民、障がい者等社会的弱者」
「出資者・支援者」
の5つのステークホルダーが挙げられている。
その中でも「社員とその家族」が中心であるが、
社員のみならず「家族」も中心に置いているところ、
「社外社員」という概念を挙げているところが特徴的だと思う。

この本では
「社員」「社外社員」「現在顧客と未来顧客」等、「いい会社」が実行している経営学を、
10のキーワードから各10の指標、計100の指標が示されている。
また、各々の指標に関して、
・何故その指標が良ければ「いい会社」になるのか
・具体的な社名、その会社の具体的な状態や考え方
を説明している。

内容としては、
確かにそれが出来る会社・出来ている会社は「いい会社」だろう、と思える。
ただ個人的には、
「今出来ていない会社に対して、どうすればそれが出来るようになるだろう?」
という実現性の点で引っ掛かった。

実際、多くの会社は「いい会社」でありたい、と思っているだろう。
しかし経営資源(特に金)は限られており、
「いい会社」になりたいと思ってもなれない、というのが現実ではないだろうか。
そのあたりは、「この本を読むだけで「いい会社」になれる」ものではなく、
「いい会社になればこういう状態になる」というビジョンを見せられるだけであり、
それに向けてどうしていくかはさらに考えていく必要があるだろう。

そのあたりはこの本の射程ではないだろうし、
「どんな状態になっていれば「いい会社」なのか?」を認識するための
「取っ掛かり」としては良い本では、と思う。
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4月25日(土)のつぶやき

2015年04月26日 01時14分55秒 | つぶやき

官邸にドローンが落ちた件、何の罪に問われるのだろう。しかし今回の事件を受けての対応が「隠蔽」に向かっている雰囲気が嫌だ。


繁昌亭へいらっしゃい!特別企画「噺家・包丁人対決」 youtu.be/P1SAJkHoeEk @YouTubeさんから


セシウムが検出された、と言うけれど、単に「福島の土」を入れただけ、なんだよねえ。それが有害だと言うんだったら、福島の土が有害と言うことで、帰還云々も本当は無茶、という話になるのではなかろうか。


いい会社にするための「高齢者雇用」のすすめ方 [ 福田義彦 ] [楽天] a.r10.to/hqwH5e #rbooks pic.twitter.com/oXoXIH7bgl


取り締まることが出来るツール・手段を政府に与え、取り締まるかどうかを政府・官憲の恣意に委ねるのは危険。結局反政府勢力だけを取り締まり、そうでない連中には「お目こぼし」をする、という形になるだろうから。


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