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日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

結局、捜査手法を変える気はないのだろう

2008年03月03日 06時38分01秒 | 法・裁判
警察庁長官表彰、返上せず 冤罪事件の鹿児島県警(共同通信) - goo ニュース

この「無罪」判決は、
今回の鹿児島県警の捜査の仕方、取調の方法が正しくなかった、と
断罪しているものであり、
その方法で逮捕し、裁判に持ち込んだ警察官への「表彰」は
誤り、というべきだろう。

ただ、それを取り消すことができない、というところに、
今後のあるべき捜査手法が見えていない警察の傷の深さが見える。

結局、「自白中心」に(裁判所も含めて)なっているから、
それに合わせた捜査手法しかとれず、
そこを改める気はない、ということなんだろう。

今回は偶々無罪になったから仕方がない、としか、
(大臣も含めて)思っていないのでは?
自白中心の発想を変えない限り、同じような冤罪事件は
何度でも起こると思う。
まあ、警察がそれでもやむを得ない、と思っているのだから
救いがたいのだが。
コメント
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