させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

ナイホウ

2025-02-04 02:35:00 | 日々のこと



あなたが
描いたモノへ

そっと
コトバを添えてみたい


そう
云いかけて
やめた


其れは
旅の終わり
ようなモノ


ようやく
荷物と
腰を
おろしたばかりなのに


次なる
方向性など

まさに
愚問


完了形
何を
添えるというのだ


あなたの
自身で完遂するトコロに
たしかに
惹かれた





キミが
紡ぐコトバを


そっと
何色かで染めあげてみたい


そう
云いかけて
やめた


其れは
旅の始まり
ようなモノ


行く先々
きっと
沁み渡らせていくモノ


其れが
旅の醍醐味


未来形
何を
添えるというのだ


キミが
自身で組み立てていく姿に
たしかに
惹かれた




せめて
いま
此の瞬間の


互いの
瞳に映る
違い


コトバに発さぬ
想い

各々
内包するコトで


あぁ
結局は


それだけで


満たされているコト
識る


充たされていくコト
知る
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ガラスゴシニキエタヒト

2025-02-03 12:27:00 | 日々のこと



義務か
責務か
それとも
人情派
なのか


ここ数ヶ月
都市ガスの検針表と一緒に
検針員さんのメッセージが
添えられていて
密かなる
楽しみとなっている

たしか
前回は
『検針中バイクで転びました』
記されていて
お逢いしたコトもないけれど
大丈夫だろうか
身を案じていた


先ほど
のんきに
朝風呂に入っていたら
目隠しシールを貼った
浴室のガラス越しに
ガスの検針員さんが
安全・安心確認のため
何か呟きながら
通り過ぎる気配を感じた

たいてい
朝風呂に入っている時に
重なるコトが多く
向こう様の方が迷惑だろうなぁと
ココロの中で
『ごめんなさいねオバさんで』
小さく謝っている
(もちろん見えもしないのですがね)


お風呂から上がり
ビショビショなまま
郵便受けを覗き込むと
先月より少しだけ安い
ガス代の請求書と
見慣れたメッセージが入っていた


お名前まで記憶していなかったけれど
見憶えのある誠実さ溢れる文字が
そのままだったので

『良かったねぇ・・
大怪我に至らずに』

これまた
ココロの中で
小さくエールを送った


ワタシ自身も
すっかり機会が減ったけれど
やはり
手紙や
ひと言メッセージは
うれしいモノだなぁと
改めて
想う


字はやはり
その人となりを表すと想うから


ガラス越しにしか
手紙越しにしか
お逢いするコトはないだろう
けれど

きっと

光みたいな

風みたいな

水みたいな

ヒトなんだろうな



キラキラキラリ

そよそよそよよ

ゆらゆらゆらり


いつも
ありがとうございます





バイクの運転
だけは
気をつけて


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キロノヒト

2025-02-03 10:32:00 | 日々のこと






運命のヒト。

きっと
すべてが閉じた
その時にしか
わからないのかもしれない

もう
閉じている。
から
判りようが
ないだろう
けれど
(決めつけずに生きろ。という
天からのメッセージでもあるのかも)

ただ

岐路のヒト。

必ず
存在するし
その都度
実感も湧くだろう


やはり
自身の人生だもの
自身主体で在りたいし
在らねばとも
誓う


根から
しっかりと
吸い上げるチカラ

出来るだけ
真っ直ぐに
のびやかにと
幹を
育むためにも

枝葉をアンテナのように
張り巡らし

時には
間引いたり

時には
向きを変えてみたり

そんな
植物に倣った
生き方を
全うしてみたい

その際
大切になってくるのが

岐路のヒト。

だと
想う



昨日
行きつけの
中華料理店にて
皿うどんを啜りながら
宙吊りTVで
中継されていた
マラソンをぼんやり観ていた

給水所って
きっと
ちょうど。のトコロに
設置してあるんだろうなぁ・・

マラソンは不得手なので
実感は出来ないけれど
そう想った

経験上で云うなれば
(整備してくださった)
登山道の途中途中に
設置してくださる
ベンチのようなモノかしら

あぁ・・
また頑張れる
また踏み進められる
リセットしたり
少しだけ
足取りが軽くなるような

それが
人生に於いてならば

岐路のヒト。

なんだと想う




喩えば

ワタシが
明日
出逢うかもしれぬ
岐路のヒトAさん

すでに
今日
他のどなたかの
岐路のヒトを
見事に
やり切っていて
何処で
ものすごく
感謝されているのかもしれない


そう

運命のヒト。

ある意味
時として

呪縛。

とも
なり得る


想い込みほど
人生を狂わすモノはない


でも

岐路のヒト。

流動的であって

ちょうど
光や
水や
風に
似ているから


そんな

だれかの

岐路のヒト。


また
他の
だれかの

岐路のヒト。

成り得るかもよ〜

ウィンクしてくれるようなのが
此の一冊
なのでした



もうお終い。

譬え
そう
諦めても


まだ
何も始まってやしない。

譬え
そう
焦っても


大丈夫。

すでに

何かが始まり
何かが終わる

どこかで
繰り広げられている
物語
一端を担っている筈ですよ


どなたさま


どちらさま


きっと


岐路のヒト。
して


きっと


気が付いていないだけ
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マヨナカノキッチン

2025-02-01 01:17:00 | 日々のこと



真夜中のキッチンで
ボゥッとしている

よしもとばななさんの
小説のコトバを
引用するなれど


『ワタシがこの世でいちばん
好きな場所は台所だと想う』


ここ数日
喉風邪を
ひいてしまい
ゴロゴロ過ごしていた


不思議なくらいに
食欲は衰えず
梅流しやら
思いつき
有り合わせの料理を
ちゃちゃちゃと作ったり

ふと目が醒めた
真夜中や明け方には
ホットミルクや
はちみつレモネードを
ずずずと啜り

あぁ
一生治らなかったらどうしよう
とか
明日人魚姫みたいに
何かと引き換えに
声が出なくなっていたら
いったい何を欲するだろうか
とか
そういえば
ここ数日
誰とも話してなかったな
とか
そんなコトを
スツールに腰掛け
ぼんやり考えたりした


おかげさまで
ずいぶん元気になり
今日いや
昨日の夕方には
散歩がてら
歩いて買い物に出掛けるまでに
快復している

しかも
明日
いや今日か

には
新しい
コンロがやってくる




家を建てた時のモノだから
もう二十六年経っていて
三口のうちの一口と
グリルが
経年劣化で
数年前から
使えなくなっていた

ちょうどのタイミングで
ほぼほぼ
ひとり暮らし状態だったので
さほど不便ではなくなったけれど

三口のうちの一口くらいで
やはり
世の中の奥方は
危機感を憶えるらしく
後が無くなる前に
ワタシもそれに倣い
新しくするコトにした

半日は
使えなくなるだろうから
今のうちに
今日買い出しした
食材で
煮物やら汁物やらを
コトコト
グツグツ
仕込んでいる

そんな
真夜中のキッチンなのだ

よくぞ
二十六年もの間
ワタシの行き当たりばったりショーに
付き合ってくれたなぁと
感謝している


有り難いコトに
ワタシの大切なヒトたちは
その行き当たりばったりショーを
ニコニコ喜んで
平らげてくれる
そして
ワタシ自身も
たぶん
家事の中で
いちばん炊事が好きだし
手前味噌であるけれど
自身のごはんが大好きなのだ


そんな
ワタシの存在価値や意義を
証明してくれ
発表の場として
スポットライトを当ててくれる
キッチンには
感謝しかない


この頃は
想い浮かべるモノ
すべてが
感謝したいモノばかりだ

憎たらしいモノや
歯痒いモノは
これっぽっちも
浮かびやしない


ふわぁ・・・


切り干し大根も
ずいぶん汁気が無くなったし

トローチも
舐め終わったから

そろそろ
眠るとしましょうか


どんなに好きでも
キッチンの床は冷たすぎるので


また
明日ね


いや
また後でね



おやすみなさい


取り外す前に
お礼がてら
磨かせておくれ

頬擦りはしないけれど

愛おしさ
感謝
込めて


おやすみなさい

ワタシの
愛すべき
真夜中のキッチン











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セメテ、コノセカイカラ

2025-01-29 12:14:00 | 日々のこと



仕事も
今月は
ひと段落して
のんびり過ごしております

積読の山から
一冊ずつ
開いては
それを被って
いつのまにやら
寝てしまうという
ひとり催眠術を
マスターしました(笑)

どうして
図書館や本屋さんに行ったら
おならが出て
家で本を開くと
眠くなるのでせう

紙特有の
匂いだったり
手触りだったりの
仕業だとか
おかげだとか

便秘のヒトは
トイレに

不眠のヒトは
ベッドサイドに

本棚を置くと
改善されるのかしらん?


話は逸れましたが

こちらの



ワタシは
舟越桂さんの装丁と
タイトルに惹かれて
手に取りましたが

若者たちの間では
ちょいと前に
流行ったそうですね


実は
筒井康隆氏の作品を
読むのも初めてで

どことなく
ジェームズ三木氏と
見分けがつかないまま
今日に至った
氏の存在
(無知でごめんなさい)


きっと
難しい話を
難しく表現する方
なんだろうなぁと
苦手意識を
持っていたのも
確か





なんだか
胸締めつけられる
帯書きに
背中を押してもらい
いざ


飛び込むと
・・むずかしい。


でも
普段から感じている

『現実は虚実を超える』

そんな感覚の
逆の。
答え合わせと
なりました


それと
同時に


現実。
虚実。
間には

常に
印象。
という
クリーム
いや
緩衝材
ペラリ
在るに過ぎない
いうコトにも
気付かされた気がします


文字やら
コトバを
沢山
知れば知るほど
使えば使うほど

本質からは
遠のいていくような

不意に襲われる
あの
虚無感やら
違和感やら



作品の中で
抜け落ちていく文字が
増えるほどに

見事なまでに
快復していく
躍動感や
解放感が
そんな
日々の不安までも
拭い去ってくれたようでした


此のセカイに
不要なモノなど
存在しないのかもしれない
(そぐわぬモノは自滅していくと想う)

少なくとも
ワタシの周りには

でも
存在しなくても
成り立つモノは
哀しいかな
少なからず
在るのかもしれない


同時に
自身の存在が
大切なヒトにとって
そんな風だったら
淋しいだろうなぁとも
しみじみ
噛み締めさせてもらえたのでした。

せめて
此のセカイから

あ。
り。
が。
う。

だけは
ずっとずっと
消えてしまいませんように


もう少しだけ

欲を云えば


あなた。
名前

ワタシ。
名前

せめて


此の
狭くて
いとおしい
セカイ
から




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マワレミギ

2025-01-24 12:24:00 | 日々のこと


葉物野菜の
価格上昇を受け
カットキャベツばかり
購入して食べているけれど

ちょっと目先を変えて
生産者市場を見渡すと
普段は選ばぬ野菜たちと
目が合う

鮮やかさに
惹かれ
購入した
ラディッシュ


そういえば
便秘薬コーラックのCMで
オトナになったら
こんな
お洒落な野菜食べられるんだステキ♡
憧れていたコトを想い出し
ぷぷぷと
ヒトリ笑った


話が逸れたけれど
今朝
じっくり味わってみたら
葉も実も根っこも
それぞれの味わいがあって
ほんとうに美味しかった!!


経済の末端にいるワタシにさえ
こんなにも実感が湧くくらいだから
生産者さんや事業者さんは
ほんとうに大変なんだろうな


右に倣えで
不平不満ばかり
云わずに
回れ右で
思考や方向を変えつつ
やっぱり
日々は
豊かに
愉しく
過ごしたいモノだと想う








ガソリンも
ビックリするくらい
値上がりして
登山も
最近は
近場の山ばかりに
なってしまったけれど
新たな景色や
魅力再発見が出来て
良かったなぁと
頷いている


向かい風
回れ右
なら
追い風


個人のもどかしさ
留まらせるコト無く


此の前
観た
ドラマ
印象に残った
コトバ


Personal is political』


にも
期待しながら





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ソウジョウコウカ

2025-01-24 08:30:00 | 日々のこと




ハマっている


きっかけは
いつのかわからぬ
大根が
野菜室で
出番を待っていたから


疲れた胃腸を整え
お通じにもいいとか


梅干しも
ちょうどあったので

大根は皮付きのまま
銀杏切り
梅干しも種も含め
鍋にちぎり入れ
昆布だしで炊き
ちょっとだけ
白出汁を加えたり
(白味噌も合います)


朝から
それを啜ると
たしかに
満腹感と
スッキリ感を
同時に得るコトが出来

なんとも云えぬ
多幸感に包まれる


もちろん
お腹のお掃除もしてくれるから
その分
お昼ごはんが
実に美味しい!


ダイエット効果にも繋がる。
書いてあるけれど・・
ワタシの場合は・・(笑)


年末年始のごちそうも
美味しかったり
愉しかったりしたけれど


朝陽射し込む
日常

鳥の囀りに
目を細め

啜る
梅流し

ホゥっと
ひと息


大根と
梅干しの
相乗効果


ココロの鎮静と
カラダの活性の
相乗効果とも
なっているのかもしれない



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トモダチノテイギ

2025-01-22 22:37:00 | 日々のこと



ちょうど
カノジョのコトを
考えていたら
玄関の郵便受けに
ストンと音がして
手紙が届き
ビックリした

開けてみると
『happy birthday』
書いてある

ん?
ワタシの誕生日は
7月だよね・・と
なんだか不安になり
まじまじ眺めてみると
消印が
JUL.14.2023となっていた


一体何処を
遠回りしたり
旅を楽しんだり
していたんだろうねぇ
海の向こうで
1日が始まったばかりの
カノジョとLINE越しに笑った






カードには
きっと庭に咲いていたであろう
アネモネ(かな?)
押し花が
decorativeされていて
うれしくて
泣いた


カノジョのていねいな暮らし

カノジョの日常に繋がる糸

それらが
いま目の前に在るコトが
グググッと
胸に迫ってきて
なんだか
ほんとうに
今日が
誕生日みたいな気がしてきて


自身が生まれたコト
カノジョとトモダチでいられるコトに
ありがとう!!
大声で叫びたくなった


ワタシには
トモダチ。
呼べるヒトが
とても少なくて

これっぽっちも
淋しくなく

内心
ホッとしているし

もう
出逢わないでいいんじゃないかとも
想っている


昨夜は
SNS上の
トモダチ。っぽい
繋がりを
整理してみた


ワタシが
欲しいモノや
つながりは
もう
日々の中に在って
これ以上は
大切に出来ない気がした


100人で食べるおにぎりも
100人乗っても大丈夫な物置も
要らない
(ちょっと意味は違うかな)


僅かだけれど

ひとりで
お茶を啜りながら
想い浮かべるヒトや

もしも
旅に出たなら
あぁ
あのヒトにも
この美しい風景を見せたいな
なんて
想えるヒトたちを
ただ
ひたすらに
後生大事にしていこうと想う


逢える時には逢おう
そして
笑おう


逢えぬ時には想おう
そして
祈ろう

いま
此の瞬間も

あなたが
笑っていますように


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ゾクセイ

2025-01-20 10:01:00 | 日々のこと





同じ日に
同じ店舗で
同じ価格にて

買い求めた
ヒヤシンス
二鉢







此方は
先週金曜日に
撮影したモノ

着実に
成長し

確実に
属性の片鱗たるモノを
見せつけてくれている


好きと嫌いとか

有るとか無いとか


それだけでは
図り知れない
あらゆる生物の属性


ただ健気に
ただ直向きに
生を全うしているだけなのに


映るモノにより
振り分けられていくコトの
多さ
怖ろしさ


ただ
眺めておくだけで
いいじゃないか


其のモノが
助けてください
知恵を授けてください


そう
乞われた際にだけ

なんら
重なり
携われたら
いいではないか


植物は
ずっと
眺めていると

『モノ云えぬ』

ではなく

『モノ云わぬ』

なのだと
汲み取ってしまう


『ワタシはワタシを生きるのです。
それだけです。』


コトバ
超える
生命体


コトバ
など
要らぬ
完璧なる
属性




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カンタンフ

2025-01-19 10:56:00 | 日々のこと


週末の
小さな旅


行く先々には
いつも

感嘆符が
もれなく
ついてくる



圧巻の眺め!


惜しみない手間隙!





次の季節の気配!




雄大な自然!



すべてを
包括する
陵域!




伝統と地域愛!





目で味わう
職人技!



うわっ!


すごっ!



稚拙ながらも
シンプルに
感動し
尊敬してしまう


其処に
在り続けるコトの
厳しさ
とか
覚悟
とか


娯しむだけの
自身を恥じつつ


オーディエンスであるモノ
特権

最大
拍手
賛辞
おくる


すごいヒト
ほど
こう
云う


『ただ好きなんです』

『ただ続けているだけなんです』



あぁ
なんと
その


謙虚さ
よ!


誠実さ
よ!!



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